子供には「自信」が必要

こんにちは。サイモン山田です。
風が強く、空気も乾燥していますね~。
朝は喉がカラカラ。風邪にも注意ですね。

さて今日のブログは、

「褒めて叱る」のではなく、「褒めて指摘する」

ウチにはスポーツをやる小学生の患者さんも多いです。
中でも野球をやっている子がダントツで多い。

帝京高校と絡んでいたり、都立の強豪校の生徒が来院している。そんな影響もあるでしょうね。今年はドラフトにかかるであろう、社会人野球の選手もいるし。

来院している子の中に、何人かぽっちゃりしている子がいるんです。
いわゆる「ジャイアン体型」ね。

そんな子は、ほぼ例外なく走るのが苦手。
ハッキリ言って足が遅い。短距離も長距離も遅いんです。
小学生レベルなら、そんなに筋力の差はありませんから、体重が重い方が不利ですからね。

実はぼっちゃり系の子供って、子供自身も親御さんもけっこう気にしているケースが多いんです。
「このまま、ぽっちゃりしていたままじゃマズいんじゃないの?」って。
そんな子供、そして親御さんに対して、僕が決まって言うセリフがあります。
それは、
カラダがデカくていいね!このままでいいんだよ。あとはしっかり練習すること。しっかり走ること。今はみんなより遅くて走るのが苦手でも、中学生・高校生になったら、カラダがデカい方がスポーツは有利なんだよ。今のままで大丈夫!
こんな言葉です。

ポイントは「褒めて叱る」ではなく、「褒めて指摘する」です。
ちなみに上の文章は、赤字で褒めていて、青字で指摘しています。
実際に小学生時代にはカラダがデカい方がいい。ホントにそうです。

しんかなウチの息子はどんどんカラダがデカくなっています。
娘は身長がかなり伸びてきました。
子供のうちはこれでいい。どんどん大きくなれよ~!

カラダがデカい子が走るのが苦手なのは「物理的に体重が重いから」ということもありますが、「足が遅いって分かっているから走りたくない」この感情面が大きいんです。
だって足が速いってだけで女の子に人気は出るし、モテるでしょう!僕はジャイアン体型だったから、走りたくない気持ちって分かります。

そして結果的に走らないから、余計に走れなくなります。
だからまず「カラダがデカいことを褒める」そして「もっと練習しよう、走ろう」ということを指摘し、将来は有利なんだよって希望も持たせる。
これだけでやる子はやるし、それでもやらない子はやらない。
それはどうしようもないですから。

たとえ褒めたとしても、その後が叱るになってしまうと、
「だけどもっと走らなきゃダメだ、もっと練習しろ、だから太ってるんだ」
そんな言葉になってしまう。

これじゃ子供はやりません。
本人はカラダがデカいことが悪いことなんじゃないか、そんな気がしています。
「そんなに食べるからだ、食べてばっかりいて、だから走れなくなるんだ」って言われているような気がしてしまう。

子供にとって、カラダがデカいことはいいこと。
カラダがデカイこと、もっと褒めてあげましょう。
プラスやることをしっかりやっていれば、間違いなく大丈夫ですから。

いつもお読み下さりありがとうございます!ではまた次回!

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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