業界歴20年以上はベテラン(笑)。だから伝える立場でもあると思う。

こんにちは。サイモン山田です。
台風も一段落したのかしら?関東は風が強いだけでしたが。
明日あたりから「夏本番!」って陽気になるのかな~?

さて今日のブログは、

僕は気づいたらベテランだった(笑)。でも気持ちは若手なんだけどな~。

先日掲載していただいた、商業界・8月号。

071801冒頭の書き出しが「この道20余年のベテラン」って書いてありました。

正直なところこの掲載記事を見るまで、僕は自分のことを「ベテラン」だと思ったことは、たったの一度もありませんでした。
ホントに若手だと思ってたんですよね、何故か。
やっぱり治療の師匠がいますから、そう考えるようになってるのかな。

このことを何人かに聞いたら「20年以上も続けてたら完全にベテランでしょ」みんなそう言うんですよね。
やっぱりベテランだったのね、僕は。

ベテランって言われるの、ちょっとショック・・・。
資格取り立ての時は「早く師匠のようなベテラン先生に追いつきたい!」みたいなことを思ってたのにね。
でも今は「ベテラン」って、時代の先端にいないような、そんな雰囲気の言葉のようにも思えてしまう。
決してそんなことはないのですが、何となくそう思えてしまうから不思議なものです。

ベテランと言われるからには、伝える責任もあると思う。

これは勝手な僕の意見です。
自分がベテランになるには、諸先輩方、患者さんにお世話になってきたからこそ、ベテランと言われる立場になれたわけです。
ただ歳を重ねていたらベテランになるわけではないですからね。
実際に学生時代から考えたら、治療家ではなく他の仕事に就いている人もいますから。
重ねた歳だけ考えたら、その人もベテランになるわけですので。
まだまだ僕は修業中の身であると思いつつも、広い意味での後進の育成という観点に立てば、ベテランと言われる僕にも伝えられることはあると思っています。

アルバイトを除けば、僕は基本的に治療家という仕事しかしたことがありません。
取り立てて他の仕事がしたいと思ったこともなければ、治療家を本気で辞めたいと思ったこともない。
だからと言って治療家をやり続ける理由にはならないけど、この仕事しかしたことがないからこそ伝えることができるような気もしています。

業界歴の短い人には、短い人なりの頭の柔軟性があるかもしれない。
でも業界歴の長い人には、長い人にしか伝えられないこともあるはず。

今日も患者さんとちょっとした治療方法の話になりました。
「こないだ行ったところの先生がとっても自信満々だったんだけど、よくならないどころかかえって痛くなっちゃったんですよ~」
こんな話がありました。

僕にはなぜそうなったのかが分かりました。だってベテランですからね(笑)
治療家の場合はやたらと自信満々なのは不安の裏返しの場合が多いんです。
だからその不安ゆえ力が入りすぎてしまい、相手のカラダに負担をかけすぎてしまった。
そんな状況だと思います。

その患者さんは細身の方ですから、カラダの特徴や状態を考えないといけない。
でもこの場合は「自分の治療方法の押し付け」になってしまっていたんじゃないかと。
特徴や状態に合わせることは、いかなる場合でも大切なことのひとつですからね。
自分の治療しか見えていなくて、患者さんが見えていないのは、プロの治療家としてはいかがなものか?と思います。

うん、やっぱりベテランだな、僕は。
これからはもっとベテランらしく、言葉を選んで伝えていきますね~!
でも気持ちは若手!まだまだしっかり学んでいきますよ~!

いつもありがとうございます!ではまた!

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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