自分にしかできないことは全て「オリジナル」になる。今までにない新しいものだけがオリジナルではない。<サイモンテープの開発①>

こんにちは。治療現場よりサイモン山田です。
今日は爽やかな天気ですね~。カラダも快調でいいな~。

オリジナリティの追求。聞こえはいいんだけどね~。

最近ブログでも書いている「サイモンプレミアムテープ」について。
Facebookのコメントもあったり、直接メッセージをいただいたり、想像していたより反響が多くて嬉しいです。
誰が、誰のために、誰に喜んでもらいたくて開発したのか?
そんなことは先日書きましたので、二回に分けて開発経緯やらを書いておきます。

今回リリースしたテープは「丸型のシールタイプ」にしました。
このタイプはハッキリ言って似たような製品がたくさんあるのが事実です。
磁気のものから、チタン、トルマリンなどなど、いろいろあります。

正直なところ最初はこのタイプで開発をするのは気が進みませんでした。
だって二番煎じ、三番煎じは否めませんからね。
ボクは「サイモンオリジナル」が作りたかったですから。

ただ冷静に考えてみると、あの丸型シールのテープはもう市民権を得ているんです。
そしてユーザビリティも悪くない、つまり使い勝手がいいわけです。

当初は完全にオリジナルなカタチを模索していましたが路線変更をして、まず使いやすさを最重要視していきました。

00100701▲やっぱりこのカタチは患者さんにとっては使いやすいんだね。
院内で使っていてもそう思うし、患者さんからもそう言われます(苦笑)

こだわりを捨てたからこそ先に進めた。

オリジナリティを追求しなかったからこそ開発できたのかもしれません。
ボクのこだわりを極力省いたからできあがったと言っても言い過ぎじゃないかもしれません。

もしそのあたりにこだわっていたら、完成したかもしれないけど、ボクしか使えないようなテープになっていた可能性がある。。。
考えるととてもコワいです。

こだわりを捨て、まず最初は素材の選定です。
布からはじまり、糊、どんなものが入れられるのか?形をどうするのか?
もうここまで来ると治療家の仕事ではありません。というか治療家は知らないよね。

治療家歴約20年、テーピングを使い始めて約25年。
テーピングの開発など品質に関わり始めて約10年。
この経歴、治療家には他にいないですよね。

そして使い方。
これはロール状のテーピングの貼り方に準じて考えていきました。
丸型のシールタイプなのに、テーピングの貼り方と同じように貼っていくと効果が出やすくなります。
自分でもビックリというか、面白いな~と思いましたが、こんな考え方はメーカーさんならしないよね。
だからボクにしかできないんです。

テープ自体のスペックに関しては、企業秘密な部分が多々ありますのでこれ以上は書けません。
ゴメンナサイ。

今回は「モノ」について書きましたので、次は「人」について書こうかな。
ではまた。

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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