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ストレッチ。ベターッと開脚できた方がいいの?

開脚できるようにならなくても大丈夫。
そもそも開脚のメリットを理解しましょう。
骨格的に無理な場合もありますので。

なんで開脚できるようになりたいの?

一時「開脚ブーム」がありました。
それともまだ続いているのかな?

「ベターッと開脚」って書籍が20万部も売れたそうです。
「前屈」の書籍や「360度開脚」の書籍も出ているみたいです。

ボクも「ベターッと開脚」を立ち読みしました。
かなりの部分が小説みたいな文章だったので買いませんでしたけど。

開脚に対しての体操等は分かりましたが、小説部分に関しての内容は分かりません。。
しかも著者のことは存じ上げていません。
書籍に関しての批判批評というよりは開脚に対してのボクなりの考察を書いてみます。

そもそも「なんで開脚?」って思いました。
開脚できるようになることのメリットってなんだろう?って。

腰痛予防?姿勢の改善?柔軟性アップ?
痩せる?代謝が上がる?血流が良くなる?
まあ全て当てはまると思います。

コレって他の方法でも改善できるんじゃないの?
開脚って骨格的にできない人っているんじゃないの?
というのが率直な感想でした。

批判ではありません。ただの感想です。
まあ一応ボクも身体のプロですから。

▲ボクは90度くらいしか開脚できません。大して開いてないから開脚とは言わないのかも・・・?

自分の骨格を知っておくこと。

ちょっと専門的なことを書きます。
骨格的なこと、股関節についてです。

・変形性股関節症である
・先天性股関節脱臼の既往歴の有無
・股関節の位置や可動域(動く範囲のこと)がもともと良くない
・股関節の臼蓋形成不全(大腿骨の受け皿の形がおかしくなっている)
・臀筋群(お尻の筋肉群)の硬結が強い
などなど、「もともと開脚がしにくい骨格や筋肉」があります。

このような方が無理に開脚をしようとすると?
間違いなく今までにない痛みが出てくるようになるでしょうね。

実際にボクの整骨院にもそんな患者さんが来院しています。
たった3名ですけどね(笑)でも3名もいるんです。

「開脚の練習してたら腰と足の付け根が痛くなっちゃって」
そんな訴えだったんですね。

この方たちは骨格的に開脚が難しいタイプでした。
だから痛みが出てしまったんです。

ボク「なんで開脚しようと思ったの?」
患者さん「だって開脚できるようになると身体にいいって聞いたから」

そんなもんです。
開脚をきちんと理解してやっている人は少ないはず(たぶん)

著者さんが悪いわけでもないし、書籍の内容が悪いわけでもないし、開脚そのものが悪いわけでもありません。
やる側があまりにも自分の身体に対して無頓着だし、身体にとっての良し悪しを「一時的なブーム」で判断しがちです。

ボクは患者さんに言っちゃいました。
なんでボクに聞いてくれなかったの?って。
いくら通院してくれている人でも「勝手に」やる人はいるんですよ。これが(苦笑)

もし「開脚できるようになりたい!」って人がいたら。
必ず信頼できる身体の専門家に聞いてからにして下さい。
お墨付きをもらったら頑張って開脚ができるようにストレッチに励んで下さいね。

納豆ブームとか、ココアブームとかと同じ。
日本人って好きなのね。特にテレビで取り上げられるとさ・・・。

 

ちなみに。
ボクが開脚をオススメするなら「横の開脚」ではなく「縦の開脚(前後開脚)」をオススメします。
この方がゼッタイにメリットは大きいはずです。

ボクは腰痛の人や膝痛の人、足首のケガでのリハビリ期には「前後開脚」を中心にしたセルフケアを患者さんにオススメしています。
実際に効果は出ているし、筋力アップにもつながります。
これは間違いなく効果的だし、変な痛みも作りにくいです。

というわけで前後開脚の書籍、誰か出版させて下さい(笑)
いい仕事しますので。

やまだ整骨院 院長 山田敬一

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
フロリダ族サポーター

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
以後、プロ格闘技選手や学生スポーツ選手のコンディショニング調整に関わりつつ、治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中です。
治療家向け&エステサロン・理美容院向けの施術技術講習、イメージトレーニングなどのメンタル講習などの講師も務めています。

スポーツ歴は中高生時バスケ、その後に柔道と格闘技(キックボクシング)を各3年ずつ、34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツはできないけど、身体とメンタルの両面を診ながら、目標達成へと導くことをサポートしています。

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