クチコミほど超効果的で、クチコミほど怖いものはない。

クチコミで患者さんが来院するのはありがたい。
でもクチコミは悪いことも伝播する。
「良いクチコミ=紹介」を巻き起こすには?

クチコミは良いことも悪いことも伝わる。

先日のブログでも触れたし、ツイートでもそこそこ反応のあった「整骨院で『200円で30分マッサージしてもらった』オバちゃんの話」には怖い要素が多々あります。
その時に書いたブログ「整骨院・接骨院での不正請求は犯罪。患者さんも罪に問われることがあります」はコチラから。

それが「悪いクチコミ」の威力の凄まじさです。

 

▲たったこれだけのツイートのインプレッションが2541回。それだけ見られてるってことですよね。ちょっと怖くなってくる気もしますが・・・。

ボクの普段のインプレッションなんて1000いくかどうかです。
そのくらいに関心を集めたのか、みんなが知らない情報だったのか、とにかく見てもらえたってことです。

先ほどのオバちゃんの話。きっとオバちゃんには悪気も悪意もありません。
むしろ「良かれと思って」しゃべっているんじゃないかな。
だって200円で30分のマッサージなんて魅力的な話じゃないですか。

テレビカメラを目の前にしたからしゃべってしまったというより、近所のオバちゃん同士の井戸端会議でしゃべっちゃうような感じ?
きっとそんな感じの「クチコミ」なんだと思います。

だからクチコミではなく「紹介」を巻き起こしたい。

だからボクは普段クチコミという言葉は使いません。
使うのは「紹介」という言葉です。

前述したオバちゃんが話していた整骨院。この場合その整骨院にとっては「かなり悪いクチコミ」になります。
クチコミといえば、ボクのように整骨院を運営している者としては、ある意味「生命線」と言っても差し支えないくらい大切だと言われています。

ただしそれは「良いクチコミ=紹介」の場合のみです。
クチコミといっても「悪いクチコミ」になってしまっては、かえって悪影響しか残りませんから。

だからボクはあえて「紹介」という言葉しか使いません。
だって悪いことなんて伝わって欲しくないですから。
小心者ですからね。悪いこと言われたらまた病気になっちゃうかもしれない(苦笑)

もちろん自分が外でどう言われているかなんて気にしてもしょうがない。
実際にポロっと言って欲しくないことを言われたりするんですから。
相手に悪気はなくても言われてしまうことだってあります。

基本的に「自分にとって良かったこと」もしくは「自分がされてイヤだったこと」がクチコミの対象になります。
それなら相手にとってイヤになるようなことは徹底的に排除し、良かったことを増やしていけばいいんじゃないのかな?

もちろんこちらではハンドルすることはできません。
変えられることと変えられないこともありますし、全ての相手に合わせることなんてできません。

だからこそ「自分のカラーに合った相手を『紹介』してもらうこと」に心を砕かなければならないんです。
「良いクチコミ=紹介」を巻き起こす、増やしていくには、自分の立ち位置を明確にすること。覚悟を決めることです。

自分のカラーに合った患者さんを紹介してもらいたかったら「誰でもいいから紹介して下さい」と言いませんよね。
ただ単純に「クチコミして欲しい」と考えているのは、もしかしたら「悪いクチコミ」すらも誘発する可能性があるものだと思います。

しっかり自分のカラーを考え、普段から情報発信をして「良いクチコミ=紹介」が増えるように。
そんな整骨院運営をしていきましょう。

 

やまだ整骨院 院長 山田敬一

 

 

 

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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