不正請求。もしそれが患者さんのせいにもなるとしたら?

こんにちは。治療現場よりサイモン山田です。
今日はいい天気だね~!お出かけしたい気分になります。
娘ちゃんは社会科見学なので、その祈りが通じたのかな~?

患者さんもうすうす気づいてきている時代。

先日あった出来事です。

ウチにしては珍しく「ホームページを見て」という新規の患者さん(Sさん)が来院されました。
ホームページだけではなく、ブログも見て下さっての来院でした。
だからこのブログ、Sさん見て下さってるかもしれないな。

治療している中で保険適用の話になったんですね。
今回のSさんの治療は実費治療での予約でした。
なので保険適用できるかどうかは関係はありません。

Sさんが話してくれました。
「保険で治療できないのに保険で治療してもらったら不正に加担しているみたいで。だから自分ではよく分からないので実費治療の方がいいかな。と」
そんな話でした。

実際にやまだ整骨院のホームページには「どんな症状なら保険適用できるのか」の説明はしています。
それもきちんと見て下さった上での来院だったんですね。
Sさんにはさらに丁寧に「保険適用について」をお話ししました。

00112201▲ホームページ閲覧→ブログ閲覧→来院。この流れはもう当然ですよね。
ホームページで良し悪しの判断なんてつかないからね。

整骨院の不正は患者さんも不正したことにつながるのか?

これはボクの個人的な見解ですが、十分にあり得ると思っています。
あからさまに不正に加担したわけではなくても、です。

もともと「償還払い」→「受領委任払い」という制度になっている以上、加担していると言われても仕方のない部分があるように思います。
(これは制度が難しいので参考までにリンクを貼っておきました)
あ。ちなみにですがボクはここのリンク先「アイワ接骨師会」の会員ではありません。
ここのページが一番分かりやすかったので参考にさせていただきました。

本来は保険で治療できないところを保険適用にして安くやってもらえた、ありがたい。
でもそれが不正に加担しているとしたら?
それでも保険適用の方がいいと言えるのかしら?

整骨院側も保険適用について丁寧に説明する。
患者さん側も保険適用について理解した上で受診する。

医療費削減問題が・・・とか、そんな大層なことではないんです。
ちゃんとルールを守ってやらないと、守ってる人に迷惑がかかるってこと。

先日は整体師がわいせつ行為で捕まりました。
こんなのは言語道断ですが、心ない声も聞こえてくるのは事実です。

不正請求だって同じこと。
ちゃんとやってる人もいます。
だけど黒に近いグレーゾーンでやってる人もいるんじゃないかな。
だから騒ぎになってきているわけだしね。

その時。
患者さんも加担していることになっているとしたら?
整骨院での不正が発覚した時、患者さんも一緒に不正をしているとみなされたら?

やっぱりきちんと情報発信をしないと。
あらためてそう思わされた出来事でした。
ではまた。

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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