外に出ない方が儲かるのかもしれないが・・・

こんにちは。サイモン山田です。
今日はセミナーのサポート講師。
人に教えるのは、自分にとってもかなり勉強になります。

さて今日のブログは、

売上は大切。どうバランスよく作るかがもっと大切。

これは僕の個人的な考え方ですので、スルーしてもいいですからね(笑)

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たまには物思いにふけることもあるんですよ。僕も(笑)

というのは、カンタンに言えば「バランス」なんです。
売上の構成比率を考えた時に、例えば大口顧客一社での比率が8割あったとします。
この時に8割の比率を持つ顧客との取引が、いきなりご破算になったとしたら?
これは間違いなくヤバイ。ですよね。もしもの話ですけどね。

もちろんそこまで極端ではないにしても、リスクヘッジというか、売上の入口は分散しておく必要があると考えています。

昨日、シャープの液晶部門が大苦戦している、そんなニュースがやっていました。
(かなり前から大苦戦だと思うんですけどね・・・)
まあ規模が違い過ぎますが、問題の本質って一緒なんです。

要するに、波に乗っていた時に液晶部門に資本投下し過ぎたため、波が去った時に資本投下分が回収し切れていなければ、撤退という判断がしにくい。ってことでしょう?
どんなに調子良く動いていたとしても、浮き沈みは必ずあるものですから、儲かると判断したとしても、ちょっと規模的には足りないと思えるくらいでいいんじゃないかな、なんて思うんです。

そして整骨院業界に目を移せば、保険治療の割合が8割あるとします。
もし法律として保険適用ができなくなったら?あるいは国民皆保険制度がなくなったら?
かなり暴力的な話ではありますが、現実的にないとは言い切れないでしょ。

その整骨院は保険がなくなったら、8割の売上を失うわけです。
怖い話ですが、実際にそうなることも考えられる。
そして、院内以外での売上がない、また施術以外の売上がない、こんな状況だったらもっと深刻です。
奈落の底へ一直線です。こう考えたら治療家なんて、ホントに水商売ですよ。

だからバランスなんですね。治療業界なら、
保険治療と実費治療のバランス。
院内の活動と院外の活動のバランス。
施術での売上と、物販のバランス。

大企業であれば、一つの部門に資本を集中投下させるよりも、多数の部門を少しずつ成長させていくことが、これからの時代にはあっているんじゃないのかな~。
僕も経営者ですので、ホントにそう思いますけどね。

独立開業すれば院内では殿様です。先生様ですよね。
だから勘違いもするし、天狗にもなるし、周りの流れが見えなくなる。
でも一歩院外に出れば、ただのオッサンですよ、オッサン。マジで。

その「ただのオッサン」から、院外で活動することで、ちょっとでも「あのオッサン」と言われるようになれば、少しはバランス良くなってきたのかな?なんて思えるのかもしれません。
最近はようやくそう思えるようになってきました。

どうせ一回しかない人生。やりたいならいろいろ手を出してもいいんじゃない?
って僕みたいに好奇心旺盛過ぎるのも、冷静に見たらおかしな感じもするけど・・・。
それでも僕なりにバランスよくやってるつもりですけどね。

いつもありがとうございます!ではまた!

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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