外傷の処置ができること、治療家(柔道整復師)は必須!

こんにちは。サイモン山田です。
今日も暑い!毎日暑い!でも台風が近づいています。
大きな被害にならなきゃいいけどね・・・。

さて今日のブログは、

治療技術では独自性は作れない。されど治療技術は重要極まりない。

昨日のブログを含め、治療技術について何回も書いています。
治療家以外の人は、読んでもツマラナイかもしれませんね。悪しからずご了承下さいませ。

いつも治療技術は最低限必要で、それ以降は情報発信などが大切、そんな結論になっています。
でも何かスッキリしない自分がいて、ちょっと立ち止まって考えてみました。
あくまで僕の個人的な意見ですので、こちらも悪しからずご了承下さい。

スッキリしないのは理由がありました。それが「外傷の処置」のこと。
慢性的な腰痛や肩こりなんかは、それこそちょっと揉んだり撫でたり、電気をかけたり刺激を与えてあげれば、それなりに何とかなります。
カンタンに言えば「楽になっちゃう」わけです。
これで治療技術がうんぬんかんぬんと言ってもあんまり意味がない。

これが外傷となると話が違います。
見極めも重要になりますし、ちょっとでも処置の方法を間違えれば、治癒までの時間は大幅に長くなってしまいます。

ここが僕の中で引っ掛かっていたことなんだ・・・。

071501足首の矯正をしているところ。ホントはベッドでやりますけどね。

外傷の処置ができない治療家は治療家ではない!

もっと言えば、外傷の施術ができない柔道整復師は柔道整復師ではない!

ここで言う「外傷」とは、カンタンに言えば「ケガ」のことです。
異論反論はあるかと思います。でも書いちゃいます。

骨折・脱臼・捻挫・打撲・筋挫傷。
これが僕の持っている資格「柔道整復師」の診療科目になります。

大げさに言えば、外傷以外は柔道整復師の診療科目ではない、そうも言えるんです。
一応これは保険適用範囲に照らし合わせてのことなので、保険を使わなければ慢性の腰痛や肩こりなども、もちろん診療可能ではあります。

現状では外傷の患者さんは、ほとんとが整形外科に行きます。
そこでレントゲンを撮ったりして、骨に異常があるかどうか、その他問題があるかどうかを検査するわけです。
それで何も問題がなければ、シップを渡されたり、痛み止めの飲み薬を渡されたりする。
(でもこれじゃ治んないんだけどな〜〜〜!!!決して批判ではありませんよ。笑)

今は、柔道整復師は骨折や脱臼の治療には「医師の同意」が必要ですから、一筋縄ではいきません。
捻挫なら、そのまま治療することが可能です。

だから!
ここで治療家、特に柔道整復師の出番でしょ!ってことなんです。

その時に「外傷の処置ができない」のでは話にならない。
僕は本気でそう思うんですよ。

いくら情報発信をしていても、いくら関係性ができていても、いくら人気があっても。
それだけじゃ、外傷だけは何とかならない。そういうもんなんです。
ちなみに腰痛や肩こりは、けっこう何とかなるもんですよ。コレ本当です。

僕の引っ掛かっていたことはコレ。
だから「最低限の治療技術」ってことに、重きを置いているんです。

さあこんなことを書いたんだから、しっかり伝えていかなくちゃ。
9月に「外傷セミナー」、やっちゃいます!
セミナーの案内はコチラから!

これからも「外傷について」をどんどん書いていきますよ。
一般の方でも分かるように、応急処置のことも書いていきますね〜。

いつもありがとうございます!ではまた!

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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