治療にもシナリオ&イメージが必要な理由とは?

こんにちは。治療現場よりサイモン山田です。
一昨日に書いたブログはけっこう反応がありました〜。
やっぱり健康関連は興味があるんだね。テーピング&シール、しばしお待ちを!

何事にもシナリオを作ることを意識すると考え方は変わる。

先日のサイモン式テーピングマスター講座の第二講のこと。
第二講は首・背中・腰などの体幹に対するテーピングの講座でした。
テーピング講習からちょっと脱線して、カラダの見立て方について話しました。

0052501▲柔道整復師・整体師・看護師・タムさん。一期生はこんなメンバー。
 そして僕。プラス、福岡の菅原。この仲間とコツコツ創りあげていきますよ!

例えば「腰痛」の患者さんが初診で来院したとします。

その時に「はい、うつ伏せになって下さいね〜」から治療を始めるのは?
僕にとって200%NGです。そんなのないわーーー。

問診時に話を聞いて、たとえ主訴(主に痛いところね)が腰痛だったとしても、
・どういう経緯で腰に負担がかかっているのか?
・単純に腰が悪いのか?
・何か他の部位の代償作用(かばっているってこと)で腰が痛いのか?
・連動している部位には問題はないのか?
・もしあったとしたら、先に手をいれるのはどこからか?
などなど、考えることはたくさんあるんです。
その中で、その状況において最適だと思われる治療方法をチョイスするってことです。

シナリオ=イメージ。それができれば患者さんの状態は改善する。

僕は一応イメージトレーニングのトレーナーです。
ブログではあんまり積極的に書いてはいないですけどね(苦笑)

だから分かっていることがあります。
それは「患者さんが良くなって『先生、ありがとうございました!』って言ってお帰りになるイメージができていれば、大抵の患者さんは良くなる」ってことなんです。

ウソだと思う?ホントだと思う?
僕は誰に言われたわけでもなく、自分で勝手に考えてイメージを取り入れました。
最初は半信半疑だったし「うまくいったらいいな〜」そのくらいの感じだったっけ。

でもね、明らかに変わっていくんです。
今までなら「ちょっと難しいかな・・・」と思えるような症状でも一回気持ちを落ち着かせて、しっかりイメージすることができれば症状は改善していきます。

症状の見立てから、治療のシナリオ作り。
そして患者さんの症状改善へのイメージ作り。
もちろんそこに臨床経験がないと「絵に描いた餅」ですけどね。

0052502▲この人の治療もイメージ通りにいきました。
 僕の髪の毛を切ってくれている美容師のハッシーです。
 わざわざ遠いところからありがとう!遠いので僕はもう行きません(笑)

だからといって僕は難しい症状が得意なわけでもないんですよ。
一人ひとり、一つひとつ、コツコツやることが得意なだけです。
だから予約いっぱいになっちゃうんです。ゴメンナサイ。
ではまた。

 

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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