こんにちは。治療現場よりサイモン山田です。
10月も残すところあと少しです。
あっという間に時間が過ぎるのは気のせいか?歳のせいか?
そのこだわり、相手に受け入れられてる?
ボクは治療に対してこだわりがありました。
技術的なことも含め、理論理屈にも自論がありました。
そう「ありました」なわけで、今はあんまりありません。
もちろん譲れない部分はありますけど、以前に比べてこだわりはないんです。
もしこだわってたら「サイモンプレミアムテープ」は作ってません。
というか、考えもしなかったと思うんですね。
ただ貼るだけで良くなるなんて、そんなのありえないでしょ(笑)って思ってましたから。
だからキネシオテープを勉強して研究してたわけだしね。
そんなにカンタンにいくわけないじゃんよ、って本気で思ってました。
そのくらいアタマが固かったんですよ。
▲でも貼るだけで良くなるヤツ、作っちゃいました。アタマが柔らかくなったので。
自分の技術にこだわりより相手の喜びを優先しただけです。
いいこと言ってるね~、オレ!なんてね(苦笑)
治療技術なんて欲しがられてはいない。
世の中にはそれこそ星の数ほど「健康グッズ」や「健康法」、「治療技術」はあふれ返っています。
どれがいいのかなんて正確には分かりません。
どんなものも多少なりとも受け入れられているから存在しているんです。
患者さんはグッズや方法、技術が欲しいわけではないですよね?
目的は「痛みからラクになりたい」、そして「やりたいことがある」
だから治療院に行くし、スポーツジムで汗を流しているんです。
その「目的」が達成されるのであれば、手段なんて何でもいいんです。
オレの技術で治す!オレの指導で良くなってる!
それはその通りで間違いないでしょう。
もしそれ以外で治ってる、良くなってるとしたら、それ、受け入れられます?
文章で書くと受け入れられそうですけど、技術者は案外受け入れにくいんですよね〜。
それはボクも技術者ですからよく分かるつもりです。
何でもいいじゃん。相手が良くなってるんだからさ。
ボクとの会話で良くなったならそれでいい。
生活が改善されてよくなったならそれでいい。
ウチに来なくても良くなっているならそれでいい。
もしそれが受け入れられないのであれば、相手のことを考えて想って治療しているのではなく、自分を押し付けているだけのような気がします。
何でもいいじゃん。良くなってればさ。
ではまた。

サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
フロリダ族サポーター
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
以後、プロ格闘技選手や学生スポーツ選手のコンディショニング調整に関わりつつ、治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中です。
治療家向け&エステサロン・理美容院向けの施術技術講習、イメージトレーニングなどのメンタル講習などの講師も務めています。
スポーツ歴は中高生時バスケ、その後に柔道と格闘技(キックボクシング)を各3年ずつ、34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツはできないけど、身体とメンタルの両面を診ながら、目標達成へと導くことをサポートしています。

最新記事 by 山田 敬一 (全て見る)
- 腰が痛い。足がしびれる。椎間板ヘルニアってどうすればいいの? - 2019年12月12日
- 整骨院・治療院・整体院。生き残るために必要なこととは? - 2019年12月5日
- 自分の価値ってなんだろう?役に立つこと=価値、ではないのではないか - 2019年11月16日