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整形外科では治らない。それを誰が言うのかが問題。

「整形外科では治らない」ってよく耳にする言葉です。
患者さんも使うし、治療家も使うことがあります。
ボクも昔使ってたな~。今思えば恥ずかしいしなんと失礼な言葉かと反省しています。

だったら医者になればいいじゃん。

「整形外科では治らない」
この言葉を患者さんが使うならまだ仕方ない。
患者さんがそう感じているんだから。

これを治療家が使うと「???」って感じです。
治療家は医者よりは明らかにレベルが下なのは当然です。
張り合ったって仕方ない。

あくまで医療レベルの話ね。
人間性の話ではありません。念のため。

治療家は生死に関わるほどの現場にはいません。
これはどの治療家もそうだと思います。

もしそうではない!と言いたい治療家がいるなら。
あなた、医者になって下さい。

整形外科では治らない?病院では治せない?
そんなの整形外科医になってから言えっての。

ボクは心の底から「今は」そう思っています。

「今は」というのは昔は「整形外科では治らない」と言っていたから。
実際に口にしていたし、そう思って現場で研鑽を重ねていました。

でも今は違います。
守備範囲が違うし、やることが違うし、そもそも何を基準にして言っているのか?

最近思うのは「生まれ変わったら、今の治療家マインドを持ったまま医者になりたい」です。

もし今が20代だったら一念発起して医者を目指したかもしれない。
でも20代の頃は治療家マインドが出来上がっていなかったからな~。
だから「もし」なんですけどね。

▲今はケガをしたら「整形外科へ」というのがスタンダード。
一般の方ならこれは仕方ないです。だってレントゲン撮ってもらった方が安心するでしょ。ウチはケガの患者さんも多いんですけどね。

医者を超えるのではなく、医者とは違う独自性を持とうよ。

接骨院・整骨院は4月以降かなり厳しい状況が訪れます。
保険の取り扱いが一層厳しくなるからです。

ボクは織り込み済みですのであまり困っていません。
先に先に動き続けてきましたからね。

もっと言えば「保険取り扱いでの患者さんは全て整形外科へ紹介しよう」とすら考えています。

今まではスポーツ絡みの痛みはギリギリセーフでした。
でもこれからはアウトですね。

ハッキリした受傷機転(ケガをした原因)がないと保険は無理です。
昨年秋からボクはこの方針で患者さんに説明してきました。
これで何人の患者さんを逃したことか・・・。

これでいいんです。
そして整形外科を頼り、リハビリをしてもらえばいいんです。

自分でできることは限られています。
保険というある種の「既得権益」に守られて生きながらえてきた整骨院業界。

もう破綻は目に見えています。
というか破綻しているのかもしれないな。

ボクが業界を救うことなんてできやしません。
できることは、
・自分が治療家として活躍し続けること
・自分の目の前の患者さんに貢献し続けること
このくらいなのではないかな。

でもそれでいいんです。
業界なんて救えないし盛り上げられません。

ボクはボクにできることを淡々とやり続けます。
それを選ぶのは患者さんです。

「整形外科よりお金は高いし、予約制だから手間だけど、やっぱり山田がいい」
そう思ってもらえるように。

整形外科では治せない?病院では治らない?
それは治療家が言うセリフではないんじゃないかな。
医者が自分自身で言うなら分かりますけど。
あくまでボクの自論ですけどね。

やまだ整骨院 院長 山田敬一

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
フロリダ族サポーター

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
以後、プロ格闘技選手や学生スポーツ選手のコンディショニング調整に関わりつつ、治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中です。
治療家向け&エステサロン・理美容院向けの施術技術講習、イメージトレーニングなどのメンタル講習などの講師も務めています。

スポーツ歴は中高生時バスケ、その後に柔道と格闘技(キックボクシング)を各3年ずつ、34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツはできないけど、身体とメンタルの両面を診ながら、目標達成へと導くことをサポートしています。

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