整骨院はずっと食べていける仕事なのか?

こんにちは。サイモン山田です。
台風がまたまた接近中です。
さらなる被害にならないといいけど…。

さて今日はいつもとテイストを変えていこうかと思います。

僕の仕事「整骨院」=「柔道整復師」って?

皆さんは整骨院についてどんなイメージをお持ちでしょうか?
①ケガを治してくれるところ。
②腰痛を治してくれるところ。
③肩こりを治してくれるところ。
④電気をかけてマッサージをしてくれるところ。
⑤安く治療をしてくれるところ。
何らかのイメージをお持ちだと思います。
もしくは行ったことかなければ、何のイメージも浮かばないですよね。

厳密に言うと、整骨院で保険診療をするならば、最初の①しか当てはまりません。
あくまで「保険診療を適用するならば」ということです。

しかし!そもそも「保険診療って何それ?」って話ですよね。
カンタンに言ってしまえば、
・痛みの原因がハッキリしている
(例・バスケをしていて足をひねった、自転車で転んだ、など)
・痛みが出た日付・時間・場所が特定されている
(○月○日○曜日、午後○時に体育館で、など)

②以降は、基本的に保険診療の対象ではありません。
これはカンタンに言えば、保険は使えず実費で払って下さい、ってこと。

例えば、
腰痛は慢性ならダメ。ヘルニアもダメ。
肩こりもダメ。マッサージもダメ。
パソコンでの疲れもダメ。スマホの使いすぎもダメ。
全ての疲労性のものは一切ダメ。
値段が安いのはあくまで保険診療が適用になった場合だけ。
これらは全部実費扱いとなります。

厳しいですが、本来これが保険診療ができる・できないの範囲なんです。
だから僕は、初診で「肩こりなんですけど・・・」と言われたら、
「肩こりは保険診療はできないですよ」と最初から丁寧に説明します。

それでお帰りになる方もいるし、治療を受ける方もいます。
他の整骨院ではそんなこと言われたことない!と怒る方もいます。

でも本来は保険診療って、そういう位置づけなんです。
これはかなりややこしい話になるので、細かい説明は割愛しますが。
なかなか保険診療の解釈は複雑なんです。
現状、健康保険組合など保険者は相当厳しく、そのあたりを徹底的に追及してきます。

でも治療の現場レベルではそれほど厳密になっていません。
先述したように僕は肩こりの場合は、
「保険診療の適用にはなりませんよ。実費診療であれば治療します」と最初から説明します。

もちろん患者さん側が肩こりだと思い込んでいることもあります。
よくよく見て聞いて触ってみると、肩こりではない場合がありますから。
しかしこれでもハッキリとした原因、日時などが特定されていなければ、やはり保険診療にはなりません。

このあたりの説明、一体どれほどの整骨院がしているのだろう?
だから僕は患者さんをお断りするケースがけっこうあります。
まずその前提として「保険が使えるか否か」こんなケースがかなりあります。

患者さん側からしたら、なるべく安く済ませたい。そんな気持ちもあることでしょう。
しかし保険診療でできることは限られています。これは現実・事実としてそうなんです。

以前はその解釈がかなり緩かったので、そこまで厳密にやる必要がなかったのでしょう。
今は国民医療費の予算計上が約39兆円を超えるような時代です。
整骨院の保険診療を取り巻く環境は、より一層厳しくなります。

やまだ外観だから思うんですね、整骨院はずっと食べていける仕事なのかな?と。
僕は今、マーケティングの勉強もしているし、臨床での研究も重ねるし、保険診療ではできないこと、実費診療に力も入れています。

これはどれかひとつだけ力を入れたところで、うまくいくわけではありませんからね。

こんな現状からも僕は整骨院の現状を危惧しているし、もっとこれからもブログでも触れていこうと思った次第です。

今回は保険診療について書いたので、次回は保険外の実費診療についても書いていきます。きっと治療家も、患者さん側も知っておいて損はないと思うので。

いつもお読み下さりありがとうございます!ではまた次回!

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
フロリダ族サポーター

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
以後、プロ格闘技選手や学生スポーツ選手のコンディショニング調整に関わりつつ、治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中です。
治療家向け&エステサロン・理美容院向けの施術技術講習、イメージトレーニングなどのメンタル講習などの講師も務めています。

スポーツ歴は中高生時バスケ、その後に柔道と格闘技(キックボクシング)を各3年ずつ、34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツはできないけど、身体とメンタルの両面を診ながら、目標達成へと導くことをサポートしています。

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