コロナ疲れでメンタルの不調からカラダの不調に出てくる症状3選。

こんにちは。山田敬一です(@kei883)です。
文京区本駒込で開業して先日で12年を迎えました。
治療家として25年。治療&スポーツ現場最優先で活動中です。

マジで頭がいっぱいいっぱいだ・・・。

長期戦を覚悟せよ。

緊急事態宣言が発布されました。
自分の仕事もいったいどうなることやら。

そんな中、先日はこんな記事を書きました。

 

 

このままだとカラダに出てくる症状より先にメンタルがやられます。
感染したとしても無症状の人が多いコロナですが、メンタルは無症状ではいられません。よほど無神経な人でもない限り、何らかの不調はあることでしょう。

そしてメンタル面の不調からカラダの不調は起きます。これは断言できます。
例えば平時でも「腰痛の85%は原因不明」とも言われ、しかもその多くは「ストレスからくるもの」とまで言われています。

緊急事態宣言も出されました。とりあえずはGWまでですがこのコロナ禍は長期戦を余儀なくされることだと考えています。そこでメンタル面の不調からカラダの不調へとつながることも認識しておく必要はあるかと思います。

 

不調ベスト3はコレ。

挙げるとすればコレでしょう。

①首肩痛
②頭痛
③腰痛

この3つで間違いないと思われます。
もしかしたらこの3つが一気にやってくることもあるかもしれません。

ではひとつずつ解説していきます。

 

①首肩痛

先日の記事でも書きましたが、テレワーク・リモートワークの影響は間違いなく出ています。

 

 

同じ姿勢が長く続けばそれだけで首や肩に負担がかかるのは間違いありません。
それに加え自宅での作業だと「机や椅子の高さなどが合わない」そして「ノートパソコンやタブレット端末での作業になる」ことでいつもの会社での作業時より姿勢が悪くなることが想像できます。

このままでいけばいわゆる「ストレートネック」が増えます。
そうなると当然「首肩痛」の人も必然的に増えていきます。
マジで上の記事で紹介した体操の動画だけでもやってほしい!と切に願っています。

緊張や不安の状態は自律神経の交感神経が亢進しています。
つまりこのコロナ禍で長期にわたり緊張や不安が続いているので長い時間交感神経が働き続けています。この状態では自律神経がうまく機能していないのです。

交感神経は「闘争と逃走の神経」とも言われ、カラダを活発に活動させるために働く神経です。
この状態が長く続けば・・・。そうココロもカラダも200%疲弊します。

それが痛み、特に首肩痛につながるのです。
脳にも一番近い部位ですからなおさら痛みを感じやすくなります。

そして目も疲れます。
目の疲れと首肩痛はセットです。もれなく付いてきます。
このセットは次の痛みをもたらします。頭痛です。

 

②頭痛

首や肩の筋肉が硬くなり血行不良を起こす。頚椎の位置も異常をきたす。目も疲れてきた。
この状態ではかなりの確率で頭痛になるでしょう。普段からデスクワークの人は頭痛を訴えるケースが多いですから、今の状況下ではなおさら多くなると予想されます。

頭痛は「緊張性頭痛」と「偏頭痛」の大きく2つに分けられます。
2つのタイプ分けについてはこの「第一三共ヘルスケア」のページが分かりやすいです。

頭痛の80%は緊張性頭痛です。
今の状況下で起きる頭痛は緊張性頭痛と判断して差し支えないと思います。

このまま外出自粛期間が続けば自律神経の不調も出やすくなってくるのは間違いないでしょう。
そうなると余計に頭痛は出やすくなるものです。

 

③腰痛

先ほど上記で書いたように「腰痛の85%は原因不明」なのは整形外科分野でも言われていることです。
今では腰痛の多くは「ストレスが起因している」と言われています。もちろん椎間板ヘルニアなど、症状がハッキリしているものもあります。

そして腰痛の原因として「内科的素因」も挙げられます。胃の調子や腸の具合が悪くても腰痛になりますし、腎臓や肝臓に負担がかかり過ぎてしまうとこれまた腰痛になることはあります。

もちろん在宅勤務での姿勢の悪さや、通勤がなくなることで日中の動きも少なくなりますので、筋肉も使わなくなるため腰痛が出やすくなります。

加えてストレスです。ここまで揃うとどこから手をつければいいのか・・・。
不安や緊張が続けば、腰に負担がかかっていなくても腰痛になります。もっと言ってしまえば首肩痛・頭痛・腰痛は、この状況では十分セットで起こり得る症状なのです。

 

心身ともに整えておく

メンタル=カラダ、カラダ=メンタル、です。
心と体は表裏一体ですから、今の状況下でもし首肩痛・頭痛・腰痛が出てきたら、メンタル面の不調もあると解釈してください。

そして少しでも不安や緊張、焦りなどを感じないよう。気分転換を積極的に行いましょう。
外出はできないですから、ボクは入浴をオススメします。自律神経も整いやすいですし、時間はタップリあるのですから、一日に何度も入ってもいいのではないでしょうか?

好きな香りの入浴剤をチョイスしたり、半身浴がてら本やマンガを持ち込むのもいいでしょう。
くれぐれも水分補給は忘れないでくださいね。

この状況がいつまで続くのか分かりません。
ボクは長期戦を予想しています。だからこそ心身ともに自分でできる調整法を知っておくことは重要だと考えています。

この記事を読んで少しでも参考になり、少しでも元気になってほしい。
そして少しでも早く収束してほしい。そう願っています。

 

テーピングマスター
やまだ整骨院 院長 山田敬一

 

 

 

 

The following two tabs change content below.
山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket