元気があれば何でもできる、季節の変わり目は体調不良に注意。

三遊亭圓楽さんが亡くなりました。
アントニオ猪木さんも亡くなりました。
季節の変わり目、そんなことが起こるんだよね・・・。

 

今思えば大変だった

このブログを書いている10月3日朝8時、7年前の2015年は手術室にいました。
何度も書いているし、読んだことがある人も多いでしょうけど、10月3日はこのネタを書かずにはいられないです。

10月2日の夜、仕事を終えた直後に胸が突然苦しくなりました。
なんとかかんとか仕事場から自宅に戻りました。この食いしん坊の僕が晩ごはんを半分残してしまうくらい苦しかったのです。

お風呂に入れば少しは楽になるかな、なんて訳の分からないことを思いお風呂に入り、ようやくベッドに入りましたが苦しくてまったく寝つけません。その後余計に苦しくなり、寝ている妻を起こして「胸が苦しいから病院に連れていってほしい」と伝えました。
自分なりに「おかしいのは心臓だから、できれば心臓を診てくれるドクターのいる病院に行きたい」とかなり苦しいながらも判断してのことでした。

結果、戸田中央総合病院に着いたのは夜中の3時くらいだったのかな。
その後いろいろと検査が進むにつれ、意識が朦朧としていました。

それでも「このまま死ぬわけがないよね」と勝手なことを考えていたのは朧気ながら覚えています。
のんきなもんだと我ながら呆れてしまいますが・・・。

ドクターは妻に「これから緊急手術をしますので、この書類にサインをしてください」と言われたそうです。
妻が「手術をしないとどうなるんですか?」と聞いたところ「手術をしないとこのまま間違いなく死んでしまいます。ただ手術中に亡くなることもあります。でも手術をしなければ確実に死にます」そのようなことを伝えられたそうです。
何枚もの書類に一気にサインしたことを妻は今でも鮮明に覚えているそうです。
そう、「このまま死ぬ可能性もあった」わけです。

▲ちょうど金木犀が咲き、匂いを漂わせる時期だったんだな。とこの匂いを嗅ぐたびに思い出します。

 

一度死んだらしい

手術は朝6時くらいに始まり約9時間半にも及ぶ大手術だったそうです。
もうこのあたりはまったく覚えていません。手術室に入る直前に写真を撮ってもらったことは覚えていますが、死んでたらシャレにならなかったところですよね・・・。

病名は大動脈解離&大動脈弁閉鎖不全症でした。
心臓を一度止めての大手術で、のちに担当医から「ある意味一度死んでますからね。あの状態でよく助かったと思いますよ」と。執刀してくれたのは順天堂大学のスーパー心臓外科医・天野篤先生だったのが幸いしたようです。

心臓を止めているんだから本当に一度死んでいるようなもの。
我ながら2022年の今現在もよく生きてるもんだと、なんだか不思議な感じがします。

よく「季節の変わり目は体調に注意」と言いますし、僕が病を患った時は41歳でいわゆる後厄の時でした。
本当にそうなるのね、と思いましたし、周りの人にも本当に注意してほしいなと思うわけです。

とはいえ、突然の病気は「突然」やってくるわけで、どうしようもない部分もあります。
ただこの頃の僕は忙しかったし慢性的な睡眠不足でした。これが一番の要因だと思っています。

だから、病気が突然やってくるにしても「なんらかの原因」はあるのでしょう。
食べすぎ、飲みすぎ、働きすぎ、ストレス抱えすぎ、などなどダメになっちゃう原因はそこら中に転がっていますからね。

 

お世話になりました

もともと人見知りもあるし友だちは少ないです。いないわけではないけど少ないな~。
中学・高校・専門学校時代のつながりはほとんどありません。
でもこの病気をした時、本当にたくさんのみなさんにお世話になりました。
そのほとんどはエクスマやフロリダ族を通じてつながった方々です。
遠く神戸からもジーニウス5の仲間がパワーを送ってくれていたそうです。

7年が経過すると今では疎遠になってしまった人もいます。
それぞれ立場が変わってきたりします。それはそれで仕方ないこと。
でも今でもお世話になった時のことは思い出せます。本当にありがとうございました。

友だちが少ない・いないと思っていたけど、こんなにたくさんの人たちが心配してくれていたのか、とちょっと嬉しくもあり、またジーンとしました。もちろん家族や患者さんにも迷惑をかけました。

あの時小学生だった子供たちはもう高校生です。
今年は大学受験だもんね。お父さんはまだまだ頑張らなくちゃ。

本当に死ななくてよかった・・・。

これからの僕ができることは7年前から変わっていません。
それは元気で過ごすこと、です。
元気で過ごせていれば治療活動もできるし、心配をかけることも少ないですし。
亡くなった猪木さんが「元気があれば何でもできる」って言ってましたし。
猪木信者ではないですがプロレス好きでもあるので、これからも元気に過ごせればと思っています。

みなさんこれからもよろしくお願いいたします。

山田敬一

 

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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