背中を押してくれる存在は、実存していなくてもいいのかもしれない。

こんにちは。サイモン山田です。
いや~、毎日暑いです。昨日はさすがにバテてしまいました。
体調不良にならないうちに、早めに寝て休んで体力回復をさせました。

さて今日のブログは、

僕の原動力のひとつは、ヤツの言葉。

昨日はこのクソ暑い中、法事で礼服を着ました。
仕方ないけど暑過ぎるでしょ、このスタイルは。

072701僕だけではなくみんな礼服。元気なのは子供たちだけ(笑)

今回は弟の7回忌法要でした。
もうあれから6年も経つのか。早いもんだ。

我が弟が黄泉の国へ、旅立ってしまったのが6年前の8月16日でした。
初めてと言っていいほど、こんなに涙って出てくるのかと思えるほど、泣いた。
その下の弟と訳もなく抱き合いながら、泣いた。
汗なのか涙なのか分からないくらい、泣いた。
あまりに突然のことで状況もよく分からないまま、葬儀の準備を淡々とこなしていたことだけはなぜか鮮明に覚えています。

生前から弟が僕によく言ってた言葉が「お兄ちゃんは好きな仕事をしてるからいいよね」。
これはことあるごとに言っていた気がします。

旅立つ前の弟の仕事はトラックドライバーでした。
運転することが好きな弟でしたから、それなりに納得して仕事をしていたのは知っていましたけど。好きではなかったのかもしれないね。仕事自体は。

好きな仕事とは見つかるものではなく、仕事の中に好きを見い出すこと。

だからここ数年は、夏が来ると実感してしまいます。
好きな仕事ができているのは、ものすごく幸せなことだと、つくづく思うんですよね。

今の僕なら弟に「好きな仕事って見つかるもんじゃなくて、今の仕事の中に好きや楽しさや面白さを見い出して、だんだん仕事自体が好きになっていくんじゃないかな?」そんなことが言えそうなんだけどな~。

最初から好きな仕事なんてないと思うし、好きな仕事の中にもやりたくないこととか面倒なことって必ずありますよね。
反面、好きでもない仕事の中にも、楽しめることとか面白いことってあると思うんです。

僕だって治療活動の全てが好きってわけではないから。
書類は面倒だし、時間的な制約はあるし、法的な縛りも厄介だしね。

だからと言って、治療自体を嫌いになるわけではない。
むしろそんな面倒なことがあっても好きでいられるんだから、本当に好きなんでしょうね。

いつもヤツが背中を押してくれている気がします。

弟が旅立った後、仕事上でのトラブルやアクシデントはいろいろありました。
それなりに乗り越えてこられたのは、ヤツの言葉も大きかったように思います。
家族の支えが一番大きかったのは間違いないですが、それ以外にも支えられていたんだと感じています。

今回のブログは身近な人にしか話してこなかった、ある意味では重すぎる内容なんですが、何かの機会で書いておかないとなかなか前に進めない気がしたんですよね。
というか、ヤツが「もっと前に行けよ!」って言ってる気もするんです。
昨日、何となくそんなことを言われたような、そんな気がしました。

弟がしたくてもできなかったことっていろいろあるんだろうな。
でも感傷的になるのは一瞬でいいや。毎年この季節には感傷的になるんだから。

やりたいことをやっていこう。
好きなことをやっていこう。
あらためてそう思った弟の7回忌でした。

「そっちで見てろよ~!しっかり全力で好きなことやって楽しんで生きてやるからな~!」

いつもありがとうございます!ではまた!

 

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
フロリダ族サポーター

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は東京都強豪高校野球部、大学女子バレーボール部(一部リーグ)のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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