院内のシステムを変える時、既存顧客との関係性も変わってしまうのか?

こんにちは。本日は治療現場よりサイモン山田です。
朝はだいぶ寒くなってきました。寒いと僕のコンディションもよくない。。。
でも仕事の時はスイッチが入るのか、大丈夫なんですよね。不思議だわ~。

予約制のメリット・デメリットを考えてみた。

自分の病気のためではありますが、僕の整骨院ではどの時間でも予約が取れるようにしました。
午後の部と土曜日は完全予約制。午前の部も予約優先制にしています。
なので基本的にどの時間でも、埋まっていなければ予約は可能です。

フリーの患者さんは予約が入ってなければご案内できますが、予約が入っていれば申し訳ないですが、予約の患者さんを優先するので、大幅に時間がかかる場合もあります。
もちろんケガなどの急患さんの場合はなるべく対応することを心がけていますので。

病気するまでは、なるべくフリーの患者さんでも施術を受けられるように、そう考えて治療活動をしてきました。
ケガは急に起こるし、ぎっくり腰だって急になるし。
それに対応できるのが柔道整復師の役割だと認識していたし、それが保険適用できる整骨院の役割だって。
これはこれで考え方として間違ってはいないとは思います。
ですがそれがカラダとココロに負担をかけていたように、今となっては感じています。

既存顧客を死ぬほど大切にするとは?

僕にとっては既存顧客、つまり既存患者さんが生命線です。
だから本来なら、病気以前の状態でやった方がいいのかもしれません。

ここで予約治療のメリット・デメリットです。
復帰後、患者さんに言われるのが「予約の方が時間が決まっていていい!」ってこと。

もちろんここにはフリーで来ていた患者さんの声は少ないです。
でも僕が考えていたより、予約制は支持されているような感じがします。

121501「既存顧客を死ぬほど大切にする」とは、「今までのやり方を変えない」ということではなく、「既存顧客を『やり方を変えたとしても』死ぬほど大切すればいい」のではないかと考えています。

こんな狭い治療院にたくさんの患者さんが来てくれます。ありがたいよね。。。

どうやったって、時代の変化やスタッフの人数などによって、今までと同じやり方を続けられはしない。
それでも支持してもらえるようにしていくしかないように思う。

システムを変えれば少なからず既存患者さんは流出します。それは仕方のないこと。
それでも支持してくれる患者さんと関係性を作ることができれば、空いた部分には必ず新しい患者さんが現れる。そう信じています。

だから変化していくことを前提とした治療院作りをしつつ、既存患者さんに喜んでもらえるようなことを考えること。
今の僕にできることはそれしかないのかな~と。

物事にはメリットがあれば、裏側には必ずデメリットはある。
僕が病気する以前に来院していた患者さんには申し訳ない気持ちはあります。ですが、今はメリットの部分を生かして治療活動をします。
ではまた。

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
フロリダ族サポーター

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は東京都強豪高校野球部、大学女子バレーボール部(一部リーグ)のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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