「浮気が許せない」と思うのは「自分のプライド」のせいじゃないのかな?

こんにちは。日曜日の朝、自宅からサイモン山田です。
「浮気」といっても、男女関係のことではありませんからねー。
仕事の視点から見た「浮気」について書きたいと思います。

戻ってきてくれている時点で十分に評価されてるのにね。

先週の「エクスマ✕フロリダ族セミナー」から一週間。
そして僕がエクスマを学び始めてから、もうすぐ5年が経とうとしています。
エクスマに出会っていなかったら今の僕はない。これは確実に言えることです。

最近ようやく病気前のように「患者さんが来院してくれている」そう実感します。
大病をし、2ヶ月も休診していましたから、当たり前なんですけどね。

その2ヶ月もの間、他の治療院に行っていた患者さんもいます。
これも当たり前ですよね。だってカラダの調子が悪ければ行きますよね。
でもたった3ヶ月しか経ってないのに、患者さんは戻ってきてくれました。

でね、話はちょっと変わり、僕はいろんなところで髪の毛を切ります。
僕のいうところの「浮気」です。「結果的に」ではなく「意図的に」浮気をしています。

普段の行きつけの理容院、友達の美容院、そんな感じでいろんなところに行きます。
その店その店で特徴があったり、カットの仕方も、パーマのかけ方も少しずつ違うんです。
いろんな髪のイジられ方もするのでそんなことが面白いし、単純に行くお店が「好きだから」いろんなところに行っているだけ。

そんな僕に妻がひと言。
「よくそんなにいろんなところに行けるね〜」って。
「え?なんで?」と聞くと、
「他のところに行くと『他の美容院に行ったでしょ。僕の切り方と違うからね〜』って必ず言われるからさ。それがメンドクサイんだよね〜」
「え〜、そんなこと言われても気にしなくていいじゃん」
「でもその店は行きやすいしそこそこ気に入ってるから、嫌われたくないし」
「!!!!!」

『他の美容院に行ったでしょ。僕の切り方と違うからね〜』
このセリフ、僕の予想だとほとんどの理美容師が言っているように思える(笑)
言っている人はたぶん悪気はないはず(というか、そう信じたい。笑)
でもこのセリフで「お客さんを逃している」ことってあるような気がします。
単純に「他のところで切ると分かるんだよ」って伝えたいだけなのか、それとも「それが分かるオレってスゴイでしょ」って思って欲しいのか?
僕にはその真意は分かりませんけどね。

少なくともウチの妻は「言われたくない」って思っています。
だとしたらこれは間違いなく他の人も思っているはずなんですよね。

011501僕はこの「患者さんの声」を励みにしてます。
だから他の治療院のことがあまり気にならないのかもしれないな。

浮気してもいい!これからはこれでいいんじゃないのかな?

僕のように2ヶ月も休んでいたら、他の治療院に行くのが当たり前ですよね。

でも病気をする前から、僕は「浮気容認派」でした。
一度他の治療院に行けば、戻ってきたら僕の良さが分かってもらえると思っていたから。

そして病気後。浮気容認派ではあるけど、今の考え方は違います。
その時その時で行きたい治療院に行ってもらえばいいんじゃないか?
そう思うようになりました。

病気前・病気後で共通してる点があります。
それは「戻ってきてくれても、他の治療院に行っていたことが気にならない」ってこと。

どこか他に行っていたことを気にしてどうするの?
せいぜい「どんな治療をしてもらったのか」そのくらいは聞きますけど。
僕は僕。患者さんもそれを分かっていて、わざわざ戻ってきてくれているのに。

藤村先生が言っている「既存顧客を死ぬほど大切にする」とは、こういうことも含めて言っているじゃないのかな。

「他の治療院を、他の理美容院を気にしてしまう」自分のマインド。
そして深層心理で「自分の良さを相手にアピールしてしまう」自分のマインド。
浮気が許せないのは、自分のプライドのせいなんでしょうか?
僕にはそこまでプライドはないんですよね。。。

これは「既存顧客を死ぬほど大切にしている」のではなく、ただ「自分のところから離れて欲しくない」そんな気持ちが出てしまっているんじゃないかって。

この感覚って治療院・理美容院・エステサロンくらいなもんかもしれません。
だって飲食店やアパレル店、宿泊施設とかなんて、他の店で食べたり飲んだり、買ったり泊まったりするのって当たり前の話ですからね。
もし行きつけの飲食店の人に、毎回「他のお店でメシ食ってたでしょ!」なんて言われたら、間違いなくそのお店はキライになっちゃうな(笑)

「既存顧客を死ぬほど大切にする」とは「大切な人を大切にする」こと。
この感覚がとても重要で「大切な人が他の店に行かなきゃいけない事情があるならそれをも引き受ける」そんなマインドが必要なんですよね。

久しぶりに来たら「◯◯さんお久しぶりです!元気にしてましたか?」これだけでいいじゃん。
これが「既存顧客を死ぬほど大切にする」し「大切な人を大切にする」ってことだと思っています。

日曜日なのにアツくなりすぎちゃったな。。。
僕、こんな感じですがかなり患者さんのこと、クライアントさんのこと想ってますから。
ではまた!

 

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
フロリダ族サポーター

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は東京都強豪高校野球部、大学女子バレーボール部(一部リーグ)のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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