そもそも整骨院っていつ行けばいいのかしら?

こんにちは。祝日の朝のサイモン山田です。
また肌寒くなっている気がします。寒いとキズが痛いのよね。

治療を受ける最適なタイミングとは?

治療後、患者さんによく聞かれることの一つが、
「次はいつ来ればいいですか?」ってことです。

症状のあるなし、先々にやること(スポーツとか)のあるなし、でもちろん変わります。
僕の目から見て明らかに「次は明日」とか、「次は1週間後」とか分かっていれば、それを素直に伝えますよ。

でももし体調を常に良くしておきたいなら、3週間に一度のペースで治療をしたいところです。
なぜなら人のカラダの中が入れ替わるサイクルが、約3週間だと言われているからです。

だから大切なことは「初診時」なんですよね。
その人がどうしたいのか?これが分からなければ、患者さんに伝えようがありませんので。

僕ら治療家が勝手に「痛み」にしかフォーカスしていないから「痛い時にしか来ない」そんな運を天に任せるような運営の状態になってしまうんですよね。

021501あ。でもね。。。
もちろんそれでもいいと思います。
実際に痛くなければ整骨院に行く必要なんてない。
そんな考えだって間違っていないですし、患者さんもそんなにヒマじゃないしね。

僕は患者さんを応援したい。そして希望を持ってもらいたい。

これを治療活動をしている上でのテーマにしています。
だから「痛い時に治療をする」というのは、僕のテーマのホンの一部分なだけなんです。

それほど調子が悪くなくても治療をオススメする、というのは、僕なりにその患者さんの最適な治療間隔を考えた上でオススメしています。
それに合わせて予約を入れる人もいれば、そうじゃない人もいます。
もともと予定が入っていれば、それは仕方がない部分もありますからね。

それよりも僕が気になっているのが「予約をはじめ、次にいつ来たらいいのか?」を、治療家が患者さんに委ねてしまっているという点です。
最終的には患者さん自身が判断するわけですが、それでも一応伝えようよ。ってこと。

それなのに、一回来て良くなったら来なくなっちゃう。って言わないこと。
そもそも「良くなってなくても」患者さんは優しいので、「良くなってません」なんてよっぽどヒドイ治療じゃない限り言いませんよ。
そして良くなっていたとしても「次にいつ来たらいいか分からない」としたら?

で、そのままフェードアウトしてしまう。。。
これって本当によくあることだと思いませんか?

上の赤字で書いた部分、これはけっこう重要なポイントですよ。
これを認識しているかいないかで、まったく違う結果になってきますからね。

繰り返しますが、最終的には患者さん自身が判断するわけです。
それでもちょんと伝えようよ。ってこと。委ねたままではダメだよ。ってこと。

整骨院に行くタイミング?治療を受けるタイミング?
その答えは実はあってないようなものなんです。

患者さんなら通院しているところがあったら今度聞いてみて下さい。
治療家なら次からは自分の考えでしっかり伝えて下さい。
それがきっと答えになると思いますので。
ではまた。

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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