治療の質を上げるコツとは?

こんにちは。今日は治療現場からサイモン山田です。
今朝は寒かった。寒いと傷跡が痛むので、朝起きてすぐに分かります。
でもこれが「生きてる証拠」なんだよね。あ~生きててヨカッタ!

質より量?量より質?

こんな僕でも、いつも考えています。
どうやったら治療の質を上げられるのだろう?って。
質とは技術のことだけではなく、治療院のクオリティ全般のことですが。

・新しい治療技術を学ぶ
・マインドセットをし直す
・自然や文化に触れる
・今までやっていないことをやってみる
・異業種と交流する
・違う環境に身を置いてみる、まあいろいろやってきました。

でも僕にとってはそれほど治療の質が上がった実感はありませんでした。

よくよく考えてみると、これらはほとんど他者依存というか、環境に依存しているような気がします。
自分を変えるのではなくただ足りない部分を探して、足して足して足しまくっているだけのような感じです。

091710この「足の速くなるテーピングの貼り方」も、足し算した上で引き算をして完成させたもの。
最初からこの貼り方になっているわけではないのよね~。

足し算してないのに、引き算はできない。

基本的に足していくことは悪いことではありません。
というより、最初は足していくことしかできないですもの。
だって引くものがないんですから。。。

よく「引き算の美学」「引き算する勇気」「経営は引き算」とかってあります。
これはこれで全くもって間違いではない。
でもそれは僕が考えるに、足して足して足しまくって、いっぱいいっぱいになったから言えること。
例えば先進国の日本には「引き算の美学」は必要かもしれないけど、発展途上国にはそんなこと必要ないというか通用しないでしょう。

同じことが経験の少ない治療家には言えると思います。
何か一つに絞り込んで特化していくことは悪いことではありません。しかし大した経験もないのに、一つのことに絞り込む、つまり引き算の思考では、何にも知らないで大海に出て行くようなもの。

全てのことができるようにというのは難しいかもしれない。
しかし治療家ならば、ある程度までは「足し算の思考」でいいんじゃないかと思います。

初めは「質より量」。
そして成長とともに「量より質」に変化させていけばいい。
できることなら「量も質も」求めていけばいい!

僕の中で「治療の質を上げるコツ」とは、徹底した量の積み上げ。
そしてその積み上げた中からの取捨選択。これしかないんじゃないかと。

今また興味あるジャンルの本を徹底的に積み上げている最中です。
やっぱり自分自身をビルドアップさせる作業は楽しくて仕方ないですね。

春くらいまでには何とかカタチになるのかな~。やんぞ!
ではまた。

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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