資格は重要です。でもそれで選ばれるわけではない。だから。。。

こんにちは。治療現場よりサイモン山田です。
外は爽やかな天気です。どっか遊びに行きたいくらい。

柔道整復師なんて、みんな知らない(苦笑)

仲間や友達に紹介されたり、ブログで取り上げられたりする時に「整体師のサイモン山田」と言われることがけっこうあります。
僕の資格は国家資格の「柔道整復師」という資格。
だから整体師と言われることには少なからず抵抗がありました。以前はね。
注)整体師は資格ではありません。詳しくは僕に直接聞いてね。

でも今はどうやって紹介されてもいいかな、って。
「揉み屋」とは言われたくないけど。
マッサージ屋とは紹介されないな。僕はほとんどマッサージはしないから。
注)マッサージは国家資格を持った「マッサージ師」しかできないのよ、ホントはね。

整骨院は「電気かけてマッサージしてくれるところ」と言われ続けています。
僕はこう言われるのが、思われるのが、若い頃から本当にイヤでイヤで仕方なかったです。
でも実際はそんなところが多い(苦笑)
ウチは違うんだけどね。。。

例えば、患者さんが僕の整骨院にいる時に携帯電話がかかってきたとします。
もしその会話の内容が「今?電気かけてマッサージしてもらってるの」って言われたら?
これはホントにイヤです。
そんなつもりでやってないのにさ。ガッカリしちゃいます。

0051401▲資格は重要です。それはそれで間違いない。でも資格では選ばれない。
 治療業界の人はそれが分かっているのだろうか?

もう整体師だろうが、マッサージ師だろうが、言われ方はどうでもいい。

言われるのが「今?整体してもらってるの」ならばまだいいかな。
それよりも「今?ヤマダにいるの」が僕にとっては一番嬉しいかな。
治療してもらってるでもなく「ヤマダにいる」がいい感じがします。

もともと柔道整復師って何が何だかよく分からないでしょ。
だから整体師と呼ばれてもまあ仕方ないよね。
だって他から見たら大差ないし、資格の有無だってよく分からないし。
もっと言えば「何をしてくれるところなのか?」すら分からない。

保険適用の可否、不正請求などいろいろな問題が山積している整骨院業界。
それ以上に、僕たちが、
・どんな仕事なのか?
・どんな時に役に立てるのか?
・どんなことをしてくれるのか?できるのか?
・その反対も含め、どんなことはできないのか?
こんなことを情報発信していないから資格のこともよく分からないし、そもそも「何をするところなのか?」さえ分からなくなってるんです。

資格は資格でとっても重要。これは本当にそう。
でも今の僕が紹介されているのは「柔道整復師」だから紹介されているのだろうか?

たぶん違うと思う。
柔道整復師だからではなく、僕だから。サイモンだから。ヤマダだから。
仲間や友達、患者さんはそうやって紹介してくれているはず。
「いい柔道整復師がいるから紹介するよ」とは決して言わないはず。
こんな言葉を使うのは業界内の人だけだから。

資格ではなく、人で選ばれるようにならなくちゃね。
あ。でも技術はあって当たり前ですよ。毎回くどいようですがコレは大事!

明日のセミナーのことを考えながらそんなことを感じていました。
ではまた。

 

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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