数字は追いたくないけど、数字は正確に物語ることがある。

こんにちは。治療現場よりサイモン山田です。
明日はテーピングセミナー第一期の最終講。準備に追われています。
話したいこと、伝えたいことが山ほどあるのでちゃんと整理しなくっちゃね。

数字で語りたくないけど、数字は分かりやすい。

いろいろと資料を作っているとあらためて気づくことがあります。
それが「年次での数の推移」です。

ちょっとこれをみて下さい。

スクリーンショット 2016-07-02 02.23.19▲平成16〜26年の柔道整復師の人数の推移です。
 言葉は悪いけど、バカみたいに人数が増えています。

35077人だったのが、10年で63873人ですからね~。

 

そしてこれです。

スクリーンショット 2016-07-02 02.23.38▲平成16〜26年の施術所(接骨院・整骨院)の数の推移です。
 こちらも言葉は悪いけど、アホほど増えています。

27771件だったのが、10年で45572件になっています。

でも実は施術所はもっとあるかとも思いましたが、実はここ数年で閉院に追い込まれているところもあるんですよね。
もし閉院してなかったら、これより1万件くらいは多いんじゃないかな〜。

何度もこのブログで書いていますが、この過当競争&飽和状態の現状で、いきなり新規で患者さんが来ることは至難の技です。

だから「既存の患者さんに紹介していただくこと」が一番経営を安定させる方法だと思うんです。

感情中心に生きていても、ある意味数字はウソをつかない。

ボクは基本的に数字を中心に物事を考えないタイプです。
感情優先ってことですね。
特に病気後は売上目標とか、患者さんの来院数とか、ほとんど気にしなくなりました。

経営上ではほとんど数字は気にしてはいない。
でも上の表にある数字は業界の現状を語るに、最も説得力のある数字なんじゃないかな。

この状態でどんな販促の施策を打ったとしても、なかなか結果には恵まれないでしょうね。
だってこないだも書いたけど「広告の規制」がある限り積極的な販促はできないんですから。

じゃどうすんのよ?
そのひとつがSNSの利用です。

売り込むわけでは決してありません。
しかも院をPRするわけでもありません。

まずは自分の考え方、技術、趣味、嗜好、どんな想いで治療をしているのか。
これを「知ってもらうこと」、これだけでもアドバンテージがつくと思いませんか?

最近はまた紹介からの新規患者さんが増えています。
そして再来院の患者さんもやたらと増えています。

だって発信してますもの。
SNSを使っている患者さんとコミュニケーションしてますもの。

積極的な販促活動を行っていない今、それでも患者さんは増えています。
でもこれは数字には表れないけどコツコツやってきた成果です。
不思議な感覚ですけどね。

秋口にはSNSを使える治療家を集めて、イベント的なことをやってみたい。
それで横のつながりを作って、業界を活性化できないかな~って。
それまでまたコツコツやり続けます。ではまた!

 

The following two tabs change content below.
山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket