コンプレックスを克服する方法。

コンプレックスを受け入れる。
受け入れられたら手放す。
この繰り返ししかないのでは?

コンプレックスありますか?

人なら大なり小なりコンプレックスはあるんじゃないかな。
ない人は素晴らしいよね。本当にそう思います。

ボクもいろいろあります。顔にアザがあるんです。
これは思春期の頃はけっこうなコンプレックスだったな〜。
今は何とも思わないし、このアザが特徴だと思えていますけど。

患者さんから身体的なことで相談を受けることがあります。
痩せる痩せないはよくあることですね。
でもこれは何とかなりやすい。内科的な素因がない限りは何とかなります。

身長の相談もこれまたよくあります。
これはなかなか答えを見つけにくいんですね。
「まだまだ伸びるよ」とは軽々に言えないし、「もう伸びませんよ」と絶望の淵に追いやることもしたくはないし。
正直なところ実際には分からないし。

それがコンプレックスになってしまうと、
このアザがなければ、痩せていれば、身長が高ければ、、、
とそのせいにしてしまいがちになります。

自分がそうだったし、これは根深い問題でもあるんですよね。
受け入れるまでには時間がかかります。

▲このアザはボクの特徴。こう思えるまでには時間がかかりました。中学高校時代の頃は本気で悩んでいたもんね。

コンプレックスは特徴。

ボクとお付き合いが長い人はこうやってあらためてアザのことを書くと「あ〜そういえばアザあったね〜」程度の人がほとんどです。
自分が気にしているほど他人は気にしていないんですよね。

今は自分が気になってないからアザのことを聞かれると、自分で「あ〜そういえばオレってアザあったな〜」なんて思い出すくらい。
そのくらい身体の一部になっています。

コンプレックスを気にしない、なんてことはできません。
気にしないというのは、気にしているという前提があるから。

これは一旦受け入れるしかないんですね。
これはオレの特徴だと。一生お付き合いするしかないんだと。

そして手放してしまえばいい。
気にしないのではなく、あって当たり前なんだからどうでもいい。
そんな感じね。一発でそんな域には到達しませんから。

何回もコンプレックスは顔を出すし、その度にイヤな思いだってします。
それでもそれを繰り返し繰り返しやっていくしかない。
コンプレックスなんて自分の一部だよ。ってね。

アザがある。病気してる。ケガだらけ。人気がない。汗かき。なのに寒がり。おせっかい。なのに人のこと信じすぎる。声が悪い。滑舌が悪い。緊張しい。すぐ耳が赤くなる。人見知り。挙げたらキリがないですが全部ボクのことです。

自分のイヤな部分もいい部分も自分の一部。
それを受け入れ、手放し、それの繰り返し。

直せるところは直せばいいし、直せないなら一緒に付き合えばいい。
自分で自分を愛してあげればいいんじゃないの?ってこと。

 

この仕事をしていればそんな相談事は多いものです。
自分がコンプレックスにどうやって向き合い、どうやって付き合ってきたのか?
それを少し紐解いてみました。

このブログも最近患者さんに聞かれたこと、そしてお答えしたことを元に書きました。
もしかしたら同じことで悩んだりしている人もいるんじゃないか?と思ったもので。
参考になれば嬉しいですが、反面コンプレックスなんて人それぞれですので、見当外れでしたらそれはご容赦くださいね。

ボクの仕事はつくづく治療だけじゃないんだなと感じます。
心を開いて接してくれる患者さんがいるからこそです。

 

やまだ整骨院 院長 山田敬一

 

 

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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