プラシーボ効果について考えると、関係性の意味が見えてくる。

こんにちは。治療現場よりサイモン山田です。
残暑?暑さがぶり返していますね。
夏が終わっちゃったななんて思ってたけどやっぱり涼しい方がラクだな〜。

先入観はあってもなくてもいい。

サイモンプレミアムテープ、おかげさまで好評です。
患者さんの評判も上々ですし、Facebook経由で買って下さった方からも嬉しい声をいただいています。

このテープのモニタリングをするのには、ちょっとした苦労というか難しさがありました。
ボクはモニタリングは基本的に患者さん相手にやります。
正直言って外部でのモニタリングは厳しいですので。
そうなると正確なモニタリングができるのか?という問題が出てきます。

ウチの患者さんはボクを全面的に信頼してくれている人が多いわけです。
しかもそれがテープとなればなおさらです。
山田が貼るんだから効くに違いない。そんな感じです。
いわゆるプラシーボ効果が多分に働いてしまうんですよね。
治療家としてはありがたいことではあるんですけどね。

0052301▲山田=テーピング。これは患者さんの間では共通認識。
だから効くに決まってるらしいです。ありがたい評価ですよね~。

先入観があってもなくても、結局は相手が決めること。

でもよくよく考えてみると「正確なモニタリング」なって出来っこない。
ある缶コーヒーの企業が「100万人を対象にモニタリングしました」ってCMを打ってました。
ボクはそれを飲んでみましたが、何が変わっていて、どう美味しくなっていたのかが分かりませんでした。

だからウチの患者さんがサイモンテープに高い評価をしてくれるのは、ある意味では当然かもしれません。
そうなるとプラシーボ効果だって否定できないし、また否定するつもりもありません。

でもこれって「プラシーボ効果は関係性や信頼感がなければありえない」ってことなんです。

ウチの患者さんに対して赤の他人がサイモンテープを使ったら?
当然それなりに効果は出ると思います。そういう開発をしましたから。
ボクが貼るのと比べたら、そこまで効果は出ないんじゃないかな。

これはボクだからできるわけではなく、どんな人にも当てはまります。
ボクが他の治療院に行って治療したとしても、そこの院長先生以上に結果を残すのは至難の技です。
技術のあるなしなんて、関係性や信頼感とセットのようなものですから。

プラシーボ効果?それならそれでもいいんじゃないかな。
関係性があるから、信頼されているから効果が出ているんです。
ボクはそう思うけどな〜。ではまた。

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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