イマイチ先に進めない。そんな時の処方箋。

自分の思考がどこから来ているのかを突き止めよう。
本当にそう思ってる?誰かの影響で?成功体験から?
停滞しているのは理由があると思います。

思考のワナに向き合おう。

これから書くことは誰にでも当てはまるわけではないと認識しています。
もし途中まで読んで「違う」と思ったらすぐに読むのをやめてください。
余計な時間はモッタイナイですからね。
節分を前にいろいろと思い出してみました。
そしてノートにペンを走らせました。

今何を考えていて、何をしたくて、何が不安なのか?
何はうまくいっていて、何が行き詰まっているのか?
そのメンタルブロックは何なのか?

誰にも指摘されてこなかったことがようやく腑に落ちました。
コレ実は妻のお陰で気がついたんです。

それは「人と比べた上での、上昇志向、成功欲、承認欲求」でした。
完全にこのワナにハマり続けていたんですね。
これ自体が悪いことではありません。
あくまでボクの場合の話ですので、参考にならないかもしれません。

ちょっと考えてみてください。
上昇志向、成功欲、承認欲求。この3点セットが揃ったら、自分ではどこまで行っても納得することはないでしょう。

しかもこの状態は「常に誰かと比較している、比較されていると思っている状態」だからです。
だから常に不満や不安、争っている感覚、認められたい感覚がつきまといます。

そして時と場合によっては見下されている感覚やバカにされている感覚。
あるいは焦り、戸惑い、苛立ち、こんな感覚も襲ってきたりします。

▲比べるのって分かりやすいからね。だから自分でもそうしてしまうのではないかな。この写真も野球選手を比べた事例なんですけど、どちらがいいのか?なんて本人しか決められないし他人が口を挟むことでもないんだよね~。

ワナが分かれば抜け出せる。

これは自分で気づいていないことが多々あると思います。
思います、というのは誰にも確認したことがないから。
確認したって「自分は違う」と答える人も多いでしょうし。

イヤですもんね。
そんな自分を認める、受け入れるのって。

過去いろいろなメンタル系の勉強もしてきました。
役立ったこともあるし「???」で終わったこともありました。

でもなぜか「腑に落ちる感覚」が起きなかったんです。
それは自分の「根っこ」を見ようとしなかったから。

見たくない、思い出したくない部分を自分の中に隠していたから。
だから他人には見えるわけがないからアドバイスの受けようもない。
その上で成功しよう、上昇しよう、認められよう、ともがいていたから。

「ワナ」と表現しましたが、このワナは自分が仕掛けているんです。
自分で仕掛けたワナに、自分でハマって「はずれない!」ってもがいているだけ。

もがけばもがくほど、どんどん自分に中に食い込んで離れなくなるのに。
それでもそのワナを目を瞑って見ようとしないし、認めもしないから最後には「こういう人間だから仕方ない」と諦めていく。

ほとんどの場合は自分で「変な幻想」を作っているだけです。
オレはこんなもんじゃない。私ならもっと輝けるはずだ。
旅に出ていないだけで「自分探しの旅」をしているようなもの。

アナタはできません。輝けません。
そう言いたいわけではないんですよ。念のため。

何を基準にして言ってるの?と聞いてみたい。
あくまでボクの場合ですが「上昇志向、成功欲、承認欲求」が強く、「常に誰かと比較している、比較されていると思っている状態」だったから、どこまでいっても「自分らしく輝けるわけがない」んです。

集客、売上、利益をはじめ、全てにおいて「自分ならもっとできるはず」と思ってました。
「もっと」とは「誰か」と比較しているからです。

今の自分を振り返り、売上なんて気にしなかった時がありました。
どうやって患者さんを治せるか?だけにフォーカスしていた頃です。

しかもこれは独立開業後のことです。
ノルマも縛りもなくなったから、自分のやりたいことに邁進できていました。

いつからだったのだろう。
「上昇志向、成功欲、承認欲求」が強くなったのは。

いくつかのターニングポイントはあります。
でもこれが間違っていることとは思わないし、ボクには必要なプロセスだったんだと思います。

気づいたからもう大丈夫。
あとは気にせずに動いていけばいいだけだからね。

皆さんにも似たようなことってあると思うんです。
なぜかイマイチ前に進めていない。
なぜか同じところでグルグル回っているような感覚。
なぜか思うとおりに進まない、ってことが。

たぶん「人と比べているから」「人を気にしているから」だと思います。
しょうがないんです。だって人と人が存在するから人間なんです。

ボクもいまだに人と比べないわけではありません。
だけどそれを受け入れることができた今、悩むことは格段に減ったし、何より気持ちが楽になりました。

 

本日の処方箋
人と比べるのをやめてみる
(毎日、朝に服用してください)

 

ここ最近でそんな体験をしたので書いてみました。
最後までお付き合い感謝です。誰かの参考になったら幸いです。

 

やまだ整骨院 院長 山田敬一

 

 

 

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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