技術は説明も含まれるのでは?

こんにちは。サイモン山田です。
秋晴れです。運動会日和です。
今日は子供たちの運動会の応援をしてきました。
たくましく育ってくれてありがとう!

さて今日のテーマは、

治療における説明について

最近はまたまた紹介からの患者さんが増えています。
紹介して下さっている方に感謝です。
初診時の問診で気づくことがいろいろあります。
他の治療院や整骨院に通われていて、紹介でウチに来院されるケースの場合で多いのがコレです。

僕「通われていた所では何て言われていましたか?」
患者さん「特に詳しく説明は受けていないです…」
コレ、本当に多いんです。

いろいろ角度を変えて質問していくと、治療自体には不満はあまり感じていないことがけっこうあります。
ではどうして、ウチに来院するのかしら?
それは紹介してくれる方が「やまだ整骨院は、ちゃんと症状を詳しく説明してくれるよ」と言ってくれているらしい。
ということは?患者さんが求めているのは治療技術ではなく「今のカラダの状態の説明」なのかもしれません。

技術は説明も含まれるのでは?

僕にとって治療技術と言う時「患者さんに対しての説明」も含まれています。
だから僕にとっては、説明するのは当たり前だと思っています。
他院の全てが説明していないとは思いませんが、説明に重きを置いていない院が多いのかしら?
もし説明していたとしても、患者さんに伝わっていなければ、説明していないのと同じことなんですけどね。

専門用語を使わずに、患者さんに分かりやすく説明していくのは、手間がかかる部分も多いのは否定しません。
でもこれをおろそかにすると、自然に患者さんはいなくなります。
クレームもなく、不満も言わず、自然にいなくなる…。
これが一番怖いと思いませんか?

これは僕たちの業界だけではないはずです。
お客さんに直に触れる仕事なら、全て当てはまると思います。
詳しく説明したとしても、いただく金額には変わりはありません。
説明する時間を省けば、その時間を次のお客さんや患者さんに当てられるし、その方が効率がいいのも確かです。
いわゆる「早く回す」ということです。

だから「選ばれなくなる」んです。
手間がかかることをあえてやるから、結果的に選ばれるようになります。
予約制にしていても、待たせてしまうこともあります。
それは本当に申し訳ないのですが、それを大事にしなくなったら、
僕にとっての「最高の治療の提供」ではなくなってしまいますからね。

まとめ

これだけ過当競争になり、価格破壊が起こり、飽和状態の業界です。
理美容関係もそうだし、歯医者さんもそうです。
それでも「選ばれ続ける」には、販促だけでは難しいと感じています。

言うまでもなく販促は大切。
その根っこにある「当たり前のこと」がどれだけ手間をかけてやり続けられるか?
これが試されていると思うんです。
治療哲学と言ったら大げさですが、そのくらいの心意気でやらないと、本当に選ばれなくなります。
コレ、長くなりそうなので、続編を書こうかな。

いつもお読み下さりありがとうございます!ではまた次回!

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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