東京五輪を目指すアスリートに関わるということ

自分の得意でアスリートに貢献する。
誰かがその得意を知りたいはず。
自分にしかできないことってなんだろう?

バレーボール素人

縁あってバレーボールに関わることになりました。
正直なところテレビで日本代表の試合くらいしか観たことがないし代表選手の名前も知っているのは数名だけです。Vリーグもいろいろと新しくなったみたいですが全然知らなかったくらい。

身体のプロではありますが、バレーボールに関してはほぼ素人です。そんな自分に何かできることがあるのかしら?と思いましたが、ありました。それがテーピングでした。それもパフォーマンスアップに特化したテーピングだったんです。

昨年11月に開催したテーピングセミナーに参加してくれたのが全日本女子バレーのストレングスコーチ・柴田昌奈さん。
そこでお伝えしたパフォーマンスアップのテーピングに関心を持っていただき、青山学院大学女子バレー部の監督・秋山美幸さんと、ビーチバレーの東京五輪出場候補選手・長谷川暁子さんを紹介していただきました。

初めてお会いしボクのできることをお伝えしたところ微力ながらお手伝いする運びになったんです。
青山学院大学女子バレー部は昨年のインカレで準優勝、長谷川選手なんて東京五輪候補ですよ。マジかいな?

だから先日の春高バレーの決勝戦は初めて真剣に観ました。もちろんテレビ観戦ですけどね。
なんであの動きをするのだろう?この動きだとケガをしやすいのでは?そんなことを考えながらのテレビ観戦でしたが、金蘭会高校の2連覇は素晴らしいですね〜!

バレーボールは素人ですが身体&テーピングに関してはプロです。何をどうすればその選手のパフォーマンスが上がるのか?これは得意中の得意ですからね。それは競技にはあまり関係ないのかもしれないですね。

▲ボクの左がストレングスコーチの柴田さん。その隣りが長谷川選手。右が秋山監督。みんな業界では超一流、しかも女性としてもステキな方たちでした。

アスリートを施術する

お会いしてたった5日後。早速長谷川選手の施術をすることになりました。女性アスリートってレスポンスが早いのかしら?

詳しい状態などはもちろん書きませんが「トップアスリートってこんな身体してるんだ・・・」というのが率直な感想でした。
しかも何を指摘しても身体の動きを理解してもらえる。さすが自分の身体をよく知っていました。
これは治療家側として本当はありがたいことなのですが、経験の乏しい治療家にとってはごまかしがきかないだろうな。そんなことを感じました。
言葉での誘導や小手先のスキルなんて通用しないし今までの臨床経験を見透かされてしまいますよ。

施術時はストレングスコーチの柴田さんにも同行していただいていたので、どんな動きが苦手なのか、そんな動きをしたいのか、それを確認しながらの施術をしていきました。

柴田さんとは身体に対する考え方が同じなので、長谷川選手の身体を施術するのはとてもスムースでした。できなかった動きもしっかりとできるようになり、今後のトレーニングも効果的にできるようになるはずです。

じつはココはけっこう重要なんです!
監督やコーチ・トレーナー陣と、われわれ施術を担当する立場の言い分が食い違うことはしょっちゅうあるんです。こうなって一番困るのは選手です。

ボクの考え方としては「現場の意見に沿うこと」をベースに施術をしていきます。
常に練習やトレーニングに帯同できるわけではありませんので、できるだけ現場の意見に沿って施術していくことで選手の安心感を作り出したい。そう考えています。

これから長谷川選手のサポートをすることになりました。
ぜひ東京五輪を目指す長谷川暁子選手を応援してくださいね〜!

緊張していたから?なのか、写真を撮るの忘れた。。。サインももらおうと思ってたのに。。。まだまだ冷静さが足りません。

東京五輪へ

何年前からだろう。「東京五輪に関わる」と公言してきたのは。
それが本当に五輪候補選手に関わることになるなんて「公言し続けるもんだ」と思ったりします。

しかもそれが経験のないバレーボールなんてね。
選ばれたのは「競技に詳しいからではない」ということ。競技力向上に関わる「なにか」を提供できさえすればいいんです。ただいま絶賛バレーボールの勉強中です(笑)

ボクに提供できるのがテーピングでした。

テーピングが日本トップクラスのアスリートに認められました。これが事実です。
治療業界内ではもうあまり興味を示さなくなったテーピングです。たぶんみんな「知っているつもり」でいるんでしょうね。もったいないね。

自分の得意を表現し続けたのは、これがやりたいことだったからです。
自分のやっていることで選手に貢献したいとずっと考えてきたから、このようなご縁に恵まれたんだと思います。

次は青山学院大学女子バレーボール部にお邪魔する予定です。インカレ準優勝校ですからね。これまたハイレベルな場所です。だからこそアツくなります。

これが一番やりたかったことなんだろうな。
高校野球、女子バレー、ビーチバレー、全力で応援します。

 

そんなテーピングを知りたい方へ。
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テーピングメルマガを書いています。
ブログでは書けない内容を週一で配信中です。
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テーピングマスター
やまだ整骨院 院長 山田敬一

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
フロリダ族サポーター

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は東京都強豪高校野球部、大学女子バレーボール部(一部リーグ)のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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