やりすぎも、やらなさすぎも、どっちも良くない

こんにちは。サイモン山田です。
今年も残すところ、あと3日。
12月はあっという間に過ぎていくような感じですね~。

さて今日のブログは、

何でも適当、いい加減が大切

治療をしていると「この人カラダを動かしていないな」とか「カラダを動かし過ぎだな」とか、患者さんに聞かなくても見えてくるようになります。

「運動はカラダにいいのか?悪いのか?」というような時に、僕は、
「何でもやりすぎは良くないよ」と答えます。

運動でストレス解消ができたり、脂肪燃焼ができたり。
血流も良くなるし、代謝も上がるし。
運動は何だか、いいことずくめのように感じますね。

でもその分たくさんの酸素を摂取し、二酸化炭素を吐き出します。
当然、活性酸素の量も増えますから、カラダには悪影響なわけです。
足腰にも一定の負担はかかるし、運動自体が「しなくてはいけない」状態になってしまえば、それはストレスにもなってしまいます。

だから何でも適当、いい加減がいいんです。

仕事も同じ。
僕の仕事で毎日100人も治療できるわけではありません。
毎日100人も治療したら、治療がキライになってしまいそう。
適当な人数だからこそ、いい治療が提供できるし、飽きもせずに続けられるのではないのかなって思います。

一時期、一日に一人で7~80人治療していたことがありました。
二人で約150人治療していたこともありました。
ここまでくると、ハッキリ言って治療ではなく、作業に等しい状態です。
ベルトコンベアーの乗ってきた人を、さばいているような感覚です。

これじゃカラダにもココロにも負担がかかります。
いい治療なんてできっこありません。

香菜子1この年末年始で、来年から始めること、そして来年からやめることを決めます。
「家族といる時間を増やしたい」というのも、来年の僕のテーマになっていますから。
だって~、カワイイでしょ。ウチの娘。成長する姿を見ていたいな~って。

始めることがあるのなら、やめることもないとバランスが悪くなります。
何でもかんでも、やっていればいいってものでもないし。
コストや効率・効果はもちろんのこと、自分の気持ちも含め、全てを見極めた上で判断していきます。

やめるのって、楽ではありません。
必ず批判や非難も受けますし、説明も必要になってきます。
やってた方が楽なのかな、なんてこともザラにありますから。

それでも、適当・いい加減にするためにも、やめることも必要。
ココロが疲弊して、やりたいことすらもやりたくなくなってしまったら、それこそ本末転倒ですから。
何でもバランス感覚って大切です。

僕の場合は「やりすぎ」が多く、減らさなくてはならないのが現状。
反対に「やらなさすぎ」なんてほとんどないですが、そんな人は、少しでもやる量を増やしてみてはいかがでしょうか?

運動も仕事も効果が出ないのは、「やる・やらない、のバランスがうまくいっていない」ような気がするんです。
もうすぐ年明けですし、2015年はそんな年になるといいんじゃないかな、って感じています。

いつもお読み下さりありがとうございます!ではまた次回!

The following two tabs change content below.
山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket