業界の常識は世間の非常識、これはホントだね。

こんにちは。サイモン山田です。
昨日はセミナーでしゃべり倒したのでノドが痛い。
懇親会で飲み過ぎたから?というのはナイショです。

さて今日のブログは、

業界の当たり前は、世間では当たり前ではありません。

業界向けに資料を作っていると気づくことがあります。
僕が過去たずさわったのは、治療業界、理美容業界、エステ業界。
あとはちょこちょこと手伝ったことがあるくらいです。

各業界ごとに「業界の常識」「業界の当たり前」みたいなものが、目に見えないカタチで存在しています。
何も問題ない順風満帆の時は、業界内だけに目を向けていれば大丈夫でしょう。
それはそれでいいかもね。順風満帆なんだからさ。

060801少人数だったので質問に答えながらのセミナー。密度の濃い内容になったんじゃないかな~。

昨日のセミナー?懇親会?でも話したのですが、
・資格は必要なのか
・ケガを治療できるスキルは必要か
・どのくらいの修業期間が必要か、そんなことを話していました。

人それぞれに答えはあるとは思います。
これを業界の常識に当てはめて考えるのか、はたまた業界以外を参考にして考えるのか、これだけでも出てくる答えは違ってきます。

例えばドクターなら、6年間の学生生活の後、2年間のインターンシップを経てから、晴れてドクターになるわけです。
理美容師なら、2年間の学生生活の後、アシスタントからはじまり、何年間かの修養の後、スタイリストになりますよね。

僕たち柔道整復師は、3年間の学生生活の後、国家資格を取得してしまえば「とりあえず」は独立開業ができてしまう、何とも摩訶不思議な業種です。
今はインターンシップ制度の導入など、いろいろと動きはあるみたいですけどね。

僕は学生時代から整骨院で修業していました。というよりお世話になっていました。
それで国家資格を取得したわけですが、その時点で独立開業なんて、これっぽっちも思いませんでした。
何年か経過した時点でも、少しも思わなかったな~。
自分にそれだけのスキルが備わっているとは思えなかったからです。

僕は独立開業までに、約13年間かかりました。
たくさんの整骨院でお世話になり、勉強と経験を重ねた末の決断でした。
今も尚、勉強は続けていますし、まだまだ伸びしろはあると信じています。

これだけ整骨院が増えると修業していても、僕の修業時代ほど患者さんに触れる機会は少ないかもしれません。
特にケガに触れる機会はかなり少ないのが現状でしょう。

それほど経験を積まなくても独立開業ができるのが業界の常識だとしても、他業種を見渡せば分かります。
一定以上の修練が必要なことは言うまでもありません。

自分の業界の常識・当たり前は、世間に出たら通用するのでしょうか?
だから異業種の人に触れることは、これからもっと重要になってくるのではないでしょうか。

昨日のセミナーを振り返り感じたのはそんなことでした。

やっぱ若い治療家に触れるのは刺激になります。
まだまだ僕も負けてらんない!ガッツリやっていきます!

いつもありがとうございます!ではまた!

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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