意図してやってきたから、来て欲しい患者さんに来てもらえるようになった。

こんにちは。日曜日のサイモンKです。
日曜日なので患者さんに対しての想いを素直に書きたいな〜って。

意図的に来て欲しい患者さんにフォーカスしたからこそ。

先日書いたブログ(国民皆保険制度のこと)は患者さんから反響がありました。
けっこう読んでくれているんだな、と思うと嬉しいですし、反面ヘタなことは書けませんね(苦笑)
先日来院された患者さんが言ってたんですけど「ウチの周辺にたくさん整骨院ができたよ。5.6件はあるけどどこも年寄りでいっぱい。でも結局良くならないからみんな他のところに行っちゃうってさ」

もちろんその方も近所の整骨院には行かず、わざわざクルマで僕のところに来てくれています。
何か違和感があるんですよね。お年寄りばっかりに来てもらうようにするって。

整骨院の運営として手っ取り早いのは、できるだけたくさんのお年寄りに来てもらうこと。
そしてできるだけ毎日来てもらうこと。保険適応の治療でね。
だって一回の治療に支払う金額は安く済みますからね。

だからお年寄りにはできるだけ優しく、できるだけ丁寧に、できるだけ時間を割いたりします。
でもこれハッキリ言ってダメだと思いますよ(あくまで私見ね)

そもそも論ですけど、そんなにたくさんのお年寄りが転んだりしないでしょ。そんなにケガしたりしないでしょ。じゃないと基本的に保険は使えませんからね。
もちろんケガはしますよ。でもこれだけたくさんの整骨院があって、その整骨院にたくさんのお年寄りが「ケガをして」来院するなんて?現実的にはあり得ないように思っています。

032001もう名前の上では整骨院ではなくなってきたような。。。
改名しようかな?でも保健所とかの取り扱いが面倒だからね。このままでいいよね。

ウチは今、お年寄りの来院は数名です。

というのは、僕は開業当初から「お年寄りにたくさん来院してもらおう」という発想自体をしなかったからです。でもこれは整骨院の運営的には実は暴挙に近いこと。

全患者さんのうち、50%以上はお年寄り、80%以上は地域の患者さん。
これが安定する整骨院運営の条件だと長い間言われ続けていますからね。

これは僕の勝手なイメージではありますが、お年寄りがたくさん来院している整骨院を外から見た時に、スポーツ選手をはじめ、若い層の患者さんが入りにくいのでは?と、独立前からずっと思っていたからです。

僕の来て欲しい患者さんは開業前からスポーツ関連の人や若い層の人、そして経営者さんでした。
「その人たちの背中を押してあげたい」そんな気持ちは開業当初から持ち続けていることですからね。

お年寄り中心の整骨院はその時もたくさんあったし、今でももちろんたくさんあります。
単純に僕がそうしたくなかっただけです。

あ。誤解なく書いておきますが、お年寄りの治療もちゃんとやりますからね。
でも特別扱いはしません。厳しいことも言います。そこはスポーツ選手とある意味同じ扱いです。
だって僕は治療家です。優しく優しく扱って欲しい方は、そんな院に行っていただければ幸いです。

そして8年間が経過しその間数字的には決して楽ではありませんてしたが、ようやく理想に近いカタチになってきた気がするんですよね。

僕のブログに患者さんが反応したのは不正請求とか、保険適用の正当性とかのことではないんですよね。
単純に「いかに自分のカラダをしっかり診てくれるかどうか」それだけを考えているから反応してくれただけなんです。
その点に関しては自信はあるし、「売上の大切さ」と「患者さんに対しての気持ち」が今ようやく比例しているとハッキリ言える状態に来ているのかな〜って。

僕の気持ち、8年間もかかってしまったけど、ようやく患者さんに届き始めたのかな。
本当に患者さんに対して全力で、全身全霊で取り組んでますから。
だから、言葉も厳しくなっちゃうこともあるし。。。そこはご勘弁下さいませ。

そして本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
こんなワガママな治療家に身を預けてくれるんですからね。

これからも僕はベースは治療家です。
この仕事に誇りを持っていますし、辞めませんから安心して下さい(笑)
ではまた、やまだ整骨院で会いしましょう!待ってま〜す!

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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