*

「まだ痛いです」と言われたとしても、治療家が否定されているわけではない。

こんにちは。治療現場からサイモン山田です。
だいぶ暑くなってきました。汗かきの僕はそろそろ大変です。
水分補給だけはしっかりしなくては。また倒れたくないからね(苦笑)

行動の否定をされても、人格の否定をされているわけではない。

これってよくあることなんですよね。
僕ら治療家は「まだ痛いです」と言われるのは、屈辱的に感じることもあります。
僕も若い頃はそうでした。

だから言われたくないから、どんどん治療が濃くなっていくんです。
そうするとアリ地獄にハマるようなこともあります。

そりゃ「まだ痛い」こともあるでしょうが、患者さんは現状を報告しているだけです。
決して「アンタが悪いんだ!」と治療家そのものを否定しているわけではないんです。

もしやり方が悪いのであれば改善していく必要は当然あります。
技術が未熟ならもっと練習や経験が必要なのは言うまでもないですけどね。

040501▲そんなことまで日夜考えながら治療活動を繰り返していく。
そうすればおのずと治療の精度は上がる。だから患者さんに信頼してもらえる。

治療には落とし所が大切な時もある。

ただしこの「まだ痛い」には現状を報告しているのと同時に隠された意味があります。
それはその人の思考のクセです。

まだ痛いということは、最初の状態よりは良くなっているってことですよね。
それでも思考は「残っている痛みにフォーカスしている」わけです。
違う言い方をすればマイナス思考とも言えますよね。
とすれば、その患者さんはどこまで掘り下げても「まだ痛い」「まだここが」を言い続ける可能性もあるってことです。

だからこそ落とし所が大切になります。
落とし所というと聞こえはよくないかもしれませんが大切な視点です。
言い換えると「いい塩梅」「いい加減」「適当・適度」とも言えるかもしれません。

治療家自身が考える落とし所と、患者さんの状態を診た上での落とし所。
自分の中にこの基準がないと治療はかなりキツいことになりますから。

患者さんの言葉に一喜一憂していたら、感情の起伏が激しくなりますよね。
だから「まだ痛い」という言葉も真摯に受け止めつつ、その真意を考えること。
繰り返しますが「治療家自身」が否定されているわけではないんです。
あくまで「症状の現状報告なだけだ」ととらえれば、考えすぎる必要はなくなります。

その上で足りない点はビルドアップし、患者さんの思考にもフォーカスしていく。
それを繰り返していけばいいんです。

治療がどんどん濃くなっていく「アリ地獄」。。。
これは本当に怖いですよ。僕はもうハマることはないですけどね。。。
ではまた!

 

The following two tabs change content below.
山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
フロリダ族サポーター

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
以後、プロ格闘技選手や学生スポーツ選手のコンディショニング調整に関わりつつ、治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中です。
治療家向け&エステサロン・理美容院向けの施術技術講習、イメージトレーニングなどのメンタル講習などの講師も務めています。

スポーツ歴は中高生時バスケ、その後に柔道と格闘技(キックボクシング)を各3年ずつ、34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツはできないけど、身体とメンタルの両面を診ながら、目標達成へと導くことをサポートしています。

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • facebook
  • google+
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Evernoteに保存
  • LINEで送る
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知をメールで受け取ることができます。

読者登録はコチラ

文字サイズの変更

標準 拡大
  • twitter
  • facebook
  • google
  • feedly
  • livedoor
  • rss
今できることを着実にこなすことが信頼へのカギ。

最初から難しいことを狙う必要はない。 できないことを目指すよりできるこ

紹介する責任、紹介される責任。

紹介するには責任が生じる。 紹介されるにも責任が伴う。 紹介とはそのく

人は結果で判断するしかないのかな。

結果は言うまでもなく大切です。 どの結果もその人がどう判断するかどうか

楽観的なのが救い<大動脈解離回顧録③>

休日は病気に回顧録をお届けします。 今回で第三弾になります。 前回まで

気がついた時には「もう手遅れ」なんだ。

やりたいと思ったらやろう。 特に身体を使うことはなおさらだよ。 手遅れ