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タメ口で話すことは距離感を縮めるのか?反対に距離感を遠ざけるのか?

初診時なら丁寧に対応した方がいい。
再診以降なら徐々にタメ口でもいいのでは。
症状を診るのではなく人を診ることを忘れずに。

相手の距離感を考えよう。

初診は誰でも少なからず緊張しているものです。
患者さんはもちろんですが、施術するボクも緊張します。
人見知りなのも影響はしていますが。。。

だから多少フランクに、タメ口で話していく治療家もいます。
人それぞれ考え方もあるでしょうから。

それでもボクは初診の際は丁寧に話していきます。
「距離感」を意識することが大切だと考えているからです。

タメ口で話すのは効果もあることは事実です。
その方が相手の緊張感もほぐれる可能性もありますし、話す内容も伝わりやすくなることもあるからです。

ですが気をつけておきたいことがあります。
医療者あるあるかもしれませんが「勝手に主従関係を作っている」場合があるからです。

乱暴に書くと「患者さんは下。治療家が上」みたいなこと。
つまりこっちの方が上なんだ、ってことです。

これはかなり前に講習で言われたことでもあります。
「あえて主従関係を作れ」そんなことを言われました。

ボクはこの考え方が好きじゃないんだよな~。
それもあって初診時は特に丁寧に話すように心がけています。

▲初診時の患者さんの目線はこんな感じになります。ボクは下から聞き取ります。言葉だけ丁寧にしても態度が悪ければ意味ないしね。

信頼関係を構築すること。

常日頃から「症状を診るのではなく人を診ること」と伝えています。
もちろん患者さんは症状を抱えて来院するわけですが、その症状だけを診ていても患者さんとの信頼関係は生まれません。

「症状を取れば何でもいいじゃん」と思う治療家もいるかもしれないし、「そんなメンドクサイことはいいから早く何とかしてくれ!」と思う患者さんもいるでしょうね。

ボクは違うと考えています。
ホンの少しだけでも信頼関係が出来上がったら、症状なんてカンタンに取れると思っているからです。

初診時の患者さんの心理的状況を考えてみてください。
・痛いの早く何とかしたい
・この先生で大丈夫かな
・どのくらいで治るんだろう
・何か売りつけられたりしないかな
少なからずこんなことを考えているんじゃないでしょうか?

そこでいきなりタメ口で来られたら?
けっこう気圧されるんじゃないかな。
高圧的に感じるんじゃないかな、そう思うんです。

正直なところ、ボクも「患者さんを信頼したい」と考えています。
だからこそこちらが真摯に丁寧に対応することが大切だと思うのです。

信頼関係とは、一方通行ではないはず。
患者さんとの信頼関係ならば、治療家側も患者さんを信頼するからこそ「信頼関係」になるんですから。

だから。
治療家や医療者は「患者さんは言うこと聞いて当たり前。だからタメ口でもOK」ってのはヘンですよ。
タメ口でいいのは、信頼関係が出来上がった後ですから。
主従関係なんていつの時代のはなしだよ?って感じだね。

患者さんは「いつでも診てもらえる」と思うなかれ。
治療家も人間です。偉そうな態度で来られたら診たくなくなります。
そんな人に大切なエネルギーを使いたくないです。

初診時なら丁寧に対応した方がいい。
再診以降なら徐々にタメ口でもいいのでは。

実はコレ、治療家だけではなく患者さんにも言えることです。
たま~にいますから。最初からタメ口の初診患者さんって。
もちろん治療家の方が圧倒的に多いですけどね。

お互いに言葉を大切にして信頼関係ができれば。
きっと治療はスムーズにいくし、治るのも早くなりますから。
ボクはそう考えています。

 

やまだ整骨院 院長 山田敬一

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
フロリダ族サポーター

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
以後、プロ格闘技選手や学生スポーツ選手のコンディショニング調整に関わりつつ、治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中です。
治療家向け&エステサロン・理美容院向けの施術技術講習、イメージトレーニングなどのメンタル講習などの講師も務めています。

スポーツ歴は中高生時バスケ、その後に柔道と格闘技(キックボクシング)を各3年ずつ、34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツはできないけど、身体とメンタルの両面を診ながら、目標達成へと導くことをサポートしています。

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