アスリートファースト、これは本当なら覚悟が必要なのかもしれない

良い結果はアスリートのお手柄。
悪い結果はボクがなんとかできなかったから。
そのくらいの気概があってちょうどいい。

 

結果=報酬の世界

アスリートに関わるのは本当に面白いです。
今までにもたくさんのアスリートに関わりましたが、いい結果に恵まれた時は本当に嬉しいですし、同時に大きなやりがいも感じます。
アスリート自身が「よくやった」「成長した」「重圧に打ち勝った」証ですからね。心から一緒に喜べます。

反対に結果に恵まれなかった時、もちろんアスリート自身にも問題はあるのかもしれないですが、ボクは「自分がもう少しでも何かできなかったか?」を真っ先に考えてしまいます。
今までに一度も「山田のせいだ」とは言われたことはないですが、もっとなにか、もっと他のことを、アスリートに提供できなかったのか?を自問自答します。我ながら自意識過剰も甚だしいですけどね。

スポーツの世界は簡単に書けば「良い結果=報酬アップ」の世界です。悪い結果になれば「報酬ダウン」に直結する、本当にシビアな世界です。
失敗が許されないケースもあります。負ければ引退、そんなケースを目の前にすれば「失敗=成功の素」なんてことは口が裂けても言えません。
正直言って「住む世界、考えている次元が違う」のがボクが知っているアスリートという生き物です。

 

サポートする側の覚悟とは?

アスリートに関わる際、サポートする側の覚悟とは「すべての結果を自分ごととして受け入れること」だと思います。
勝ったらアスリートのお手柄。
負けたら関わる自分がなんとかできなかったから。
このくらいの気概と責任感を持っていなくてはならないんじゃないか。

一流のアスリートは負けた時、いい結果に恵まれなかった時、他人のせいや環境のせいになんてしません。
だからこそ、なんです。他人や環境のせいにしない人たちに関わる、だからこそサポートする側は「自分のせい」だと思うくらいの責任感を持っていなくてはならないんじゃないのか?と思うのです。

今までスポットでは何度も一流のアスリートの治療をしたことがあります。中には誰でも知っているようなアスリートもいます。
スポットでの治療では自分が関わった、なんて大声で言えません。患者さんにはナイショで話しますけど。
特にSNSやWEBなどで公開することもなければ、誰それを自分が治療したなんて言いません。「一回だけ治療したことがある」それだけです。

それをあたかも「自分が関わっている」と言うのは、治療家のただのエゴです。
そしてこれを書いているボク自身も「エゴ丸出し」です。

アスリートの結果に対し「自分のせいだ」なんて考えているのは、ただのエゴですからね。
そこまで影響してないよ、とたぶん思われていますし、もし聞いたらそう言われるでしょう。笑われるかもしれません。まあこっ恥ずかしい話です。
それだけアスリートは成績に対して自分で責任を持っていますからね。

 

▲だから本当に関わった人しか飾っていません。写真もめったに撮らないしね。だからいただいたユニフォームなどは遠慮なく飾らせてもらっています。

 

東京五輪は開催されるのだろうか・・・

森さんの発言。もう最悪でしたね。謝罪したはずなのに火に油を注ぐというか。
ただでさえコロナ禍の中で五輪開催なんてやるべきではない、そんな声が増えている中で女性を揶揄するようなあの発言。五輪組織委員会会長がコレだもの。先行きが思いやられます。
あれだけ尽力された方ですから、多くを語らずに支えていてくれればもっと評価が高かっただろうな、なんてことも思います。

ただ実際問題として五輪に関してはこの記事を書いている2月7日現在で考えるなら、開催するならば「無観客開催」が現実的でしょう。
諸外国から選手やスタッフだけを入国させるだけでも厳重な検査等が必要になるのに、観客まで入国させてしまったら医療体制はさらにズタズタになるでしょう。

少なくとも五輪に出場するであろうアスリートに関わっている自身です。
できることなら普通に開催してほしかったし、活躍する姿を応援したい気持ちは今でも変わりません。
しかしながらこの状況ではまず普通に開催はできませんし、中止になってもまったく驚きません。

だけど。
しかし。
でもさーーー。
せめて、せめてね。
無観客でも開催してほしい!

ボクら一般人にはこの先の感染状況を見守るしかありませんが、アスリートファーストだというのなら、中止か、無観客開催か、延期か、どのようになるにしても早く決めて選手に伝えることは大切だと思うのです。

アスリートファースト、そう言ってるのは口だけでやっぱり違うんだな、と思ってしまいます。
裏では政治的な部分などもあるのでしょうし、もちろん金銭的な部分もあるのでしょう。
でもさ、アスリートファーストなんでしょ?関わる人たちはもっと覚悟を持ちなさいよ!って思います。

このまま4月?5月?までアスリートを宙ぶらりんにさせておくつもりなの?
どうなるにしても本当に早く決めてほしいです。

冒頭に書いた、
良い結果はアスリートのお手柄。
悪い結果はボクがなんとかできなかったから。
そのくらいの気概があってちょうどいい。
は、サポートするすべての人々が持つべきなんじゃないかな。

施術やトレーニングなど直接的に関わることもそうだし、運営で関わるのもそうです。
アスリートファーストだと言うのなら、ね。

テーピングマスター
やまだ整骨院 院長 山田敬一

 

やまだ整骨院のLINE公式アカウント始めました。
予約が混み合いやすい平日夕方や土曜日など、キャンセルが出た場合にお知らせします。先日は土曜日のキャンセルが出たために発信しましたが、即予約の連絡をいただきました。皆さんに喜んでいただけているようです。
合わせて健康情報やお得な情報なども発信していく予定です。友だち追加してくれた方には次回来院時にお礼のサービスありです!

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目の前の患者さんに喜んでもらえるように分かりやすくしています。ぜひチャンネル登録をお願いします♡
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ボクの想いに共感していただけた方、また高品質のプロテインを探している方、ぜひぜひ下のショッピングサイトをチェックして下さい。できれば買って下さい(笑)最近はプロのアスリートからの発注も増えてきました。
これからテーピングもコチラで買えるようにしていきますよ!

 

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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