こだわりを持つことが重要ではない時代だが、こだわりがないと柔軟性は生まれない。

こんにちは。テーピングマスター、サイモンこと山田敬一です。
もうすぐ9月も終わりです。年々早く感じるようになってきたな~。

治療方法にこだわりを持たなくていい。

こんな出だしで書くと「ウソつけ!」と言われそうですが。
ボクには治療方法にこだわりはありません。

こだわりがないというよりは「今できることをやっている」だけです。
「自分にできることをやっている」だけです。

テーピングこだわりじゃないの?
と当然聞かれそうなので先に書いておきます。

テーピングの素材、取り扱い方、貼り方などにはもちろんこだわりはあります。
でも患者さん全員にテーピングをするか?と聞かれればそれは違います。
テーピングをする人もいれば、しない人もいますから。

そこまで「テーピングをすること」に対してはこだわりがないってことです。
(分かりにくい表現かも知れませんがココ重要。テストに出ます)

施術現場レベルで考えれば「良くなれば何でもいい」とすら思っています。
手技でも、気でも、エネルギーでも、テーピングでも何でもいいんです。

その次に患者さんが来てくれるかどうかは分かりませんけどね。。。
それは患者さんが決めることなのでどーしよーもないですし。

▲こだわりの施術が受け入れられているのではありません。
写真のようにテーピングの持ち方にもこだわりはありますが、それは患者さんには全く関係ないことだもの。

こだわりがないと柔軟性は生まれない。

二律背反するような言葉です。
ボクはこのように考えています。

何かしらの施術方法を極めようとした時。する時。
ある種の「限界」を感じることはあります。
もちろんその限界を突破するために、さらなる研究を重ねていくわけですが。

もう一方で限界ゆえに、こだわりを横に置いてみる(捨てるのではない)ことも大切です。
これが柔軟性が生まれるという意味です。

ひとつのことに対して極めようとするから柔軟性が生まれるんです。
最初から柔軟性なんてありません。
もしあるのなら「何も分かっていないだけ」だとボクは思います。

とことんやった人にしか辿り着かない領域はあります。
ただそれを患者さんに押し付けるのは違います。
それはただの自己満足です。

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最近、この手の話をすることが多くて。
そして意見を聞かれることも多くなってきました。
業界の闇とまではいかなくても、アタマがカタイ部分ってあるよね~。
(もちろん自分自身もそうです)

ボクなりに考えていること、してきた経験をこれからもっとブログにします。
小規模の治療院運営や小さなお店・サロンには伝わるんじゃないかな。
(大きなお店、多数のスタッフを抱えているところには当てはまりません。たぶん)

もう20項目くらいになってしまったので順次書いていきます。
書く順番が合ってるか間違ってるかは分かりませんケドね。

自論を勝手に書いていくだけです。
疑問質問はカンベンして下さい。
参考になるところはマネしてもらって、参考にならなかったらスルーでお願いします。

自分が勝手に考えた、実践した、経験したことを書くだけです。
だからGoogle先生に聞いても出てこないだろうとは思います。

これらに関してはセミナーはしません。
施術講習やテーピング講習の時に触れる程度かな。
直接聞きたい人は個人的に相談して下さい。

バンバン書いちゃおうっと。
患者さんのためにもなる話だからね。
ではまた。

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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