大相撲九州場所・佐田の海関の出張施術をしてきました

・いざ福岡へ!

1116.17日、一泊二日で福岡遠征を敢行してきました。
観光ではなくまさに敢行。弾丸出張遠征です。

大相撲境川部屋・佐田の海関のコンディショニング調整に行ってきました。
地方遠征は名古屋に続き二度目。名古屋は自宅からクルマで移動しましたが、福岡ではさすがに無理。
飛行機&レンタカーで行ってきました。

16日水曜日当日は時間に余裕を持って移動する予定でいました。
ラーメンやうどんでも食べて、魚介類も食べちゃおうか?なんてことを画策。名古屋では地元の名物は何も食べられずに帰ってきたもので・・・。

一度ビジネスホテルに荷物を置いて、テレビで相撲観戦をして、予定の7時過ぎに境川部屋宿舎へ、、、なんて考えていました。なのですが・・・
前日に佐田の海関から「チケットがあるので相撲観にきませんか?」とのお誘いを受けました。

行く!行きます!

即答でした。とはいえ、福岡空港到着時間から相撲観戦後に相撲部屋宿舎へ行くとなると移動時間がめっちゃタイトになること必至。

それでもどうせなら見たいじゃないですか!
初の福岡国際センターでの相撲観戦決行です。

▲前から約10列目のマス席での観戦は最高でしたよ。この日の佐田の海関(くまモン)は負けてしまいましたが、九州場所は87敗で勝ち越しました。

▲福岡国際センター。ここは正面入口前にキッチンカーもあり再入場も可能なんです。そういう部分は両国よりいい気がするな〜。

・見る場所はけっこう大事!

それよりも気づいたことが満載でした。
普段テレビは力士が向かい合う横からの映像になりますが、今回の観戦は正面・向正面からではなく、西側からの観戦だったので力士のお尻が見える形になります。
この角度だと腰や足の位置がよく見えるので各力士の立会いの当たり方の違いが分かりやすい!このおかげで腰の位置、膝と足首の角度で当たりが強そうかどうかは、ある程度予測がつくようになってきました。
これを今後の佐田の海関の施術にフィードバックし、今後に活かしていければ最高だな~。

施術は取組後の夜と、翌朝の稽古後の2回行います。
夜は取組後でもありますし、けっこう和やかな雰囲気でもあります。
反対に朝の稽古場は境川親方もいらっしゃって緊張感がハンパないです。張り詰めた空気の中で力士が汗を流す姿を見つつ、佐田の海関の動きを観察します。

やはり稽古を見ていると何らかの気づきが必ずあります。動きが悪いわけではなく「もっとここをこうすればいいのか?」「あの動きを滑らかにするにはあれが必要かも?」などと、僕一人でブツブツ言ったり手で動作をしたりしていると、親方の鋭い視線が飛んできます(苦笑)

今回も夜と朝、ちゃんこ鍋をご相伴に与りました。
夜は猪肉のちゃんこ鍋でした〜。美味しかった〜!またしても食べ過ぎた〜!ごちそうさまでした!

▲稽古中の写真や相撲部屋の撮影は基本的にNGなので写真はこれだけです。

 

・あと何回ある?

佐田の海関は35歳。相撲界では大ベテランの域です。
今場所は前頭四枚目で勝ち越しました。中日には大関にも勝ちました。この年齢でこの成績が残せるのは素晴らしいと思います。

そして直に施術に関わっている立場としても、本当に立派だな、としみじみ感じます。
それでも目標はあくまで三役昇進です。単純に長く相撲が取れればいい、ということでは決してありません。
トップアスリートはモチベーションが保てなければ、競技を第一線で続けていくのがかなり難しいのは肌で分かっているつもりです。

場所前に佐田の海関にあらためてこう告げました。
「関取が引退を決意するその時まで、できる限りのサポートをします」と。

これまでももちろん自分なりにできることはやってきましたが、今年から地方場所への出張施術や、東京場所中にはご自宅に伺いコンディション調整も関わることになり、ここまで身体を任されたら僕も腹を括りました。

現役生活はおそらくあと2.3年、長くても5年くらいでしょう。
もしケガでもすればもっと短いかもしれない。自分自身トップアスリートにこんな近いポジションで関われることはもうないかもしれない。そして、

佐田の海関の三役昇進を近いところで見届けたい!

あと何回あるか分からない出張施術。
患者さんには迷惑をかけてしまう部分もありますがご理解いただけるとありがたいです。
そして佐田の海関の活躍を楽しみに相撲観戦をしていただけたら嬉しいです。

▲昼頃に施術を終えた後、太宰府天満宮へ寄ってきました。少しは観光もね。

▲あ。一応ラーメンは食べられました!とんこつラーメンって美味しいですね〜!

次の出張施術は来年3月の大阪場所の予定です。
もちろん1月の東京場所に向けてコンディション調整もしています。
皆さんも応援のほどよろしくお願い致します!

やまだ整骨院 院長 山田敬一

 

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患者さんも観て貼っていますし、アスリートにも大変好評です。
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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
フロリダ族サポーター

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は東京都強豪高校野球部、大学女子バレーボール部(一部リーグ)のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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