治療は痛いもの?痛い治療は悪い治療なのか?

「痛みのないソフトな治療です」
これが15年前の開院当初の謳い文句でした。
今はこの謳い文句は合ってるのか?

 

痛みのないソフトな治療です

今来院している人のほとんどは「山田ウソつけ!」と言うでしょうね。実際に僕の治療は痛いことしますから。

ただしすべての患者さんに痛いことをしているわけではありません。
例えば毎週来院している患者さんがいます。この方は僕の治療でも痛がることはありません。

ウチは月一回のペースで来院する人がかなり多くいます。この場合だと痛がる人と痛がらない人、どちらも見受けられます。

そして調子が悪くなったら来院する人もいます。この場合はほとんどの人が痛がります。
つまり来院ペースが、
・毎週=痛くない
・月一回=痛いor痛くない、両方
・調子が悪くなったら=ほとんどが痛い、こんな感じになるでしょうね。

まあほとんどの場合、痛いって言われてしまうのですが・・・。
でもその後は「楽になった〜」、となるので安心してくださいね。

 

嫌がらせではないですから・・・

先日、腰痛と足底筋膜炎(足の裏の痛み)で来院された女性患者さんがいました。
この人はかなり前からご夫婦で来院している患者さんです。このご夫婦の認識は「山田の治療は痛い」です。でも行けば良くなるから特に気にはされていない様子。

いつも調子が悪くなってから来院されるので、治療時に痛がっていることが多いです。今回は腰痛は即改善させましたが、足底筋膜炎があったため10日後に来院をお願いしました。すると面白いことがおきました。

治療中に「山田先生、いつもと同じ力で治療してるの?」と聞いてくるんですね。
「うん。いつもと同じか、いつもより力を入れてるくらいだけど、どうかしたの?」と聞き返すと、「いつもめっちゃ痛いのに今日は痛くないし、気持ちいいくらいだから力を加減してるのかと思って」とのこと。

そうなのよね。10日程度前ならまだそれほど状態は悪くなっていないから、同じ力で治療しても痛みは起きないものです。

そう、僕の治療が痛いのは強い力で治療しているからではなく、ズバリあなたの身体の状態が悪いから、です。

ただし治療で痛いことをすると言ってもほんのわずかです。ピンポイントであえて痛いことをしてでも、症状を早く取っていこうと考えています。ダラダラと長い時間もんだり、ストレッチしたり、こういったことを僕はしません。

▲治療で痛いことをする、それも含めて、治療に対しての考え方をきちんと伝えるためにブログを書いています。いつも来てくださる方には感謝です!

 

骨か筋肉か、それとも?

僕のFacebookやInstagramのタイムラインには治療系のセミナー広告がたくさん流れてきます。
3秒触れるだけとか、エネルギーの流れとか、筋膜リリースとか、ストレッチとか、五十肩を瞬間で治すとか。
どんな内容なのかわからないので適当なことは言えませんが、おそらくどれもいい治療なのでしょう。

ひとつだけ言えるのは「どの治療方法も一回で治るわけではない」ってこと。

どの治療法でも一度治療を受ければそれなりに良くなるはずです。だからこそセミナーを開催しているはずです。でも一度で症状がなくなり治るわけではありません。どんなスペシャルな神技的な治療家でも、です。

痛い治療でも痛くない治療でも一度でできることは限られています。
だからこそ継続的に手入れをすることがより良くなる最短の手段になると考えています。

日常生活でもスポーツでも、身体を使っていれば少しずつ負担がかかり続けます。治す、というよりはある程度のところでメンテナンスしていく、これがベターではないでしょうか。

僕の治療方法は骨格(関節)を整えることをメインに考えています。それに合わせて筋肉や腱を触るため痛みを伴うこともあります。ただし前述したように間隔を空けなけば治療時の痛みは減りますし、痛みを伴ったとしてもその時のベストを目指して治療します。

僕は気でもエネルギーでも治療しません。3秒触れるだけでは改善できません。
ただし自分の手から「パワー」が出ていることはわかっています。ナイショですけどね。
見た目ではいたって当たり前の治療をします。山田オリジナルの治療方法です。

歯医者さんと同じように痛すぎたら言ってください。
僕は「ちょっとガマンしてくださいね」と優しく伝えますので。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。

やまだ整骨院 院長 山田敬一

 

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自分で考えたオリジナルの貼り方などを分かりやすく動画にしています。
患者さんも観て貼っていますし、アスリートにも大変好評です。
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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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