整骨院は骨を治すところなの?

こんにちは。
まだまだ伝わっていないことを痛感中。サイモンこと山田敬一です。

先日、久しぶりに紹介以外の新患さんが来院しました。
あまりに久々で(笑)、「どうしてウチを選んでくれたのか?」を、いろいろな角度から聞いてしまいました。

元々近所の方だったのもあり、
①整骨院の前を普段から通るから知っていた
②学生さんや若い人の出入りが多いから
③娘とホームページを見て良さそうだったから
このような要因でウチを選んでくれたらしい。

この方は軽い肉離れだったのですが、まず聞かれたのが「筋肉の痛みは整骨院で診てもらえるのですか?」と、問診時に質問されました。

僕にとっては肉離れは得意な症状ですので、一瞬「えっ?」と思いました。
でもよくよく考えてみたら、この質問は当然なんですよね・・・。

だって「整骨院」と書いてあるんだから「骨を診るところ」だと解釈されてもおかしくないです。

やまだ外観確かに、「骨」って書いてありますもんね・・・。

僕たち業界の人間にとっては当たり前のことでも、初めて来院される方にとっては、当たり前ではない。
でも僕たちの業界には「広告の規制」もありますから、どのように伝えていくかは、精査しながらやっていかないとマズイですが。

どの業界も「業界内の当たり前」があると思います。一般人にしてみたら、それは当たり前ではないことが多々あると思います。

例えば「美容師」と「理容師」の違い。
これだって業界の人は厳密に違いが分かっているでしょうけど、一般の人はハッキリとは違いが分からないでしょう。
(僕もハッキリとは、いまだに分かっていません・・・)

飲食店だって、個人商店だって、上場するような大会社だって、業界内のことだけを考えていたら、ダメなんですよね。
だからこそ、異業種の事例を自分の業界に落としこんで、マネしてみたり、そこから新しいアイデアを生み出していくことが大切なんだと思うんです。

僕たちの業界の広告の規制。
昭和20年代に作られた、歴史的な?規制です。
今の時流に合っているのか、そしてその規制は誰のためにあるのか?

本来ならば、患者さんが選びやすくなり、通院した先でいい施術を受けられるように、
そのために規制があるんじゃないでしょうか?
この状態は「どこに行っても同じ」、そんな状況を助長しているとしか思えません。

僕は今の規制のまま、このままでも十分です。
たくさんの紹介してくれる患者さんがいらっしゃいますから。
でも業界的には良くないような気がしていますが・・・。

たまには「紹介以外」の新患さんも重要ですね。
こうやって考える機会ができるんですから。

いつもお読み下さりありがとうございます!ではまた次回!

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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