技術はスグには身につかないし、技術は使い続けないと錆びるもの。

その技術、ちゃんと磨いていますか?
その施術、ちゃんと磨き続けていますか?
何でも使わないと錆びるんですよ。

待ちの姿勢をやめる。

新しい技術を身につける。
これは素晴らしいことです。

技術を身につけるのはいいとして、ちゃんと使っていますか?
たまにしか使っていないのに「できている」って勘違いしてませんか?

これは治療家あるあるです。
というよりは施術家あるあるです。
治療家、セラピスト、エステティシャン、理美容師、技術系施術家にすべからく当てはまります。

例えば。
アナタは料理教室で料理を学びました。
教室認定のテストにも合格しもう学ぶことはなくなりました。

それから一ヶ月が過ぎ、最近は料理をすることもすっかりしなくなりました。
さて久しぶりにハンバーグでも作ろうかな。

あれどうやるんだっけ?何かうまくいかないな。
カタチも悪いし、うまく焼けないし。食べても美味しくないし。作り方間違ってたかな。
ちゃんと教えてもらって合格もしたのにおかしいな?

この人を客観的に見たらどう思いますか?
そりゃ全然作っていなければ作れなくて当たり前だ。と思うのか?
一度覚えたのに作れないなんて要領の悪い人だな。そう思うのか?

もし料理を単純に技術と置き換えるなら、ボクらの技術系仕事と同じだと思うんですよね。
ボクは前者の作れなくて当たり前だ、そう思う側です。

技術なんて繰り返し繰り返しやることで身につき、そして上達していくものですから。
そしてその状況を待っていても目の前に現れることはありません。
現場を自分で探し、掴み、実践し、経験にしていくしかないんです。

▲だから現場で繰り返すことでしか技術は身につかないし上達もしない。ボクも高校野球の現場ではまだまだです。これから繰り返し学びながら実践していきます。

カンタンそうに見えることほど奥が深い。だから長続きしない。

技術系仕事って、プロであればあるほどカンタンそうにやります。
短時間で、手数も少なく、アレ?こんなんでいいの?と思えるくらいカンタンそうにやってしまう。

ボクには美容師友達が多いこともありいろいろな美容院に行きます。
どの美容師もみんなプロです。とてもカンタンそうにやっています。

細かい技術的なことはよく分かりませんが所作と言葉にそれが表れています。
これも繰り返しその仕事をやってきた賜物だと思うんです。

治療業界を見渡した時。
「三日でアナタも整体師になれる」こんなのいまだにあるんですよ。

はい。なれません。
もちろん名乗ることはできますし、実際に仕事もできます。
法的には許されていますからね(職業選択の自由ってヤツね)

ナメんな!と。
三日で〜は極端な例ですが、ちょっと勉強会に参加した。
認定試験に合格した。だからボクできます!
ウソつけっての。

では聞きます。
そんな素人に毛が生えたような技術の人に施術してもらいたいですか?

でもこれが治療業界の実態です。
練習や実践での訓練が極端に少ない業界です。
それなのに「ボクできますよ~」って言えちゃうぬるい業界です。

もちろんしっかりやっている人もいます。
やっている人は間違いなく伸びていますし、信頼も得て仕事をしています。
だけどやらなきゃ、現場で経験を重ねなきゃ、技術は錆びついていくんです。

カンタンになれるわけでもないし、カンタンに身につくものでもない。
もっと練習しなさい。もっと実践しなさい。もっと経験しなさい。

大したことないのに、大したことがあるように言わないこと。
これからの時代は正直に言える人が残っていく業界に変わるんじゃないかな。
予言でもないし、予感でもないけど。

昨日、高校野球のサポートで帯同しながら、いろいろな関係者と話ができたのでそんなことを思いました。
誰にでもできる現場ではなかったからね。
繰り返しになりますがボクももっと精進していきます。

 

やまだ整骨院 院長 山田敬一

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
フロリダ族サポーター

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
以後、プロ格闘技選手や学生スポーツ選手のコンディショニング調整に関わりつつ、治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中です。
治療家向け&エステサロン・理美容院向けの施術技術講習、イメージトレーニングなどのメンタル講習などの講師も務めています。

スポーツ歴は中高生時バスケ、その後に柔道と格闘技(キックボクシング)を各3年ずつ、34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツはできないけど、身体とメンタルの両面を診ながら、目標達成へと導くことをサポートしています。

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