忖度のない、空気を読まない場で経験を積もう

本当に結果が出ているのかなんて分からない。
もしかしたら忖度されているかも?空気を読んでくれているのかも?
って思ったことはないですか?

ウソをつかない現場

治療院などの現場おいて。
けっこうウソというか、空気を読むことってあると思います。
それがもし「知り合いの治療院」ならなおさらです。

ボクがもし知り合いの治療院に行ったとして、それほど良くなかったとしても「良くなりました~。すごく軽くなりました~」って言います。間違いなく言うと思います。

だっていちいち指摘して空気が悪くなるのイヤですもの。
だから大人の対応をして、とりあえずその場を流すことでしょう。

実際にボクの治療院でもそうやって気を使ってくれている患者さんもいると思います。技術不足なのか、コミュニケーション不足なのか、どちらもなのか、だから「空気を読まれていること」も含めまだまだ勉強を重ねていくわけです。

とりわけスポーツの現場ではウソが少ないです。
忖度も、空気を読まれることも少ないように思います。
相手が学生ならなおさらです。彼ら彼女らはいい意味で空気を読みません。
これは治療院内でも同じことです。学生さんはハッキリものを言います。
痛いなら痛い、楽になったら楽になった、まだ気になるなら気になる、ハッキリ言ってきます。だからウソが少ないと言っています。

これは言い換えれば「治療技術がバレる」んです。できない治療家やトレーナーはそこで他の引き出しが開けられればいいのですが、もし全出しでうまくいかないならそこで「詰んで」しまうのです。

感想・所感を肯定し結果につなげる

スポーツの現場において。
自分自身の経験からすれば、その場で100%痛みを取り除けるケースもありますが、それはごく稀です。
何度もこのブログでも書いていますが、ボクはゴッドハンドではありません。一発で100%痛みをなくすなんてことはできません。

それでもその選手のベストパフォーマンスに近づけることはできます。ある程度痛みがあってもプレー可能の場合はありますからね。
その時選手は「まだここに痛みがあります」と言ってきます。そこをどう拾っていくかが腕の見せ所です。100%痛みを取り除くことを目指すのか、まだ痛みがあることを納得してもらいつつ、どう自信を持ってプレーしてもらうのか。

しかもそれらのことを時間の制約がある中で行います。まだ次々に選手は待っています。人数が多ければ多いほど一人にかける時間は短くなっていきます。それでも試合開始時間は待ってくれませんし、ウォーミングアップなどの時間も決まっています。時間配分は「超」のつくほどタイトです。

選手の意図や感想、所感を否定せずに即座に汲み取る。
その上で一番早い方法で結果を残す。
ここで問われるのはプロセスではなく、結果ですからね。

さあどうする?それでも対応できるのか?

これがリアルなスポーツの現場です。醍醐味、と言えば聞こえはいいのかもしれませんが、毎回試されているような気持ちにもなります。
短い時間に「自分の技術のすべて」を集約し、収斂し、全身全霊をかけて選手にぶつけます。
余裕ぶっこいてるヒマなんてない。その場には名前も地位も影響力もほとんど存在しないと言っても過言ではありません。ただし継続して現場に出向くことによって「山田なら何とかしてくれる」という安心感は選手たちに提供できると確信しています。

これは継続して結果を残していくしかない。ただの一回うまくいったからといって、次の機会に上手くいく保証なんてどこにもありませんから。
あえて手前ミソながら書きますが、ボクもそれなりに経験を積んでいます。それでもなお現場に出向くことでしか得られない、そして現場だからこそ試されることがあるってことです。

それでもまだ治療院内で留まるのかどうかは個人の考え方です。ボクは強制するつもりもないし、それはそれでいいんじゃないかと思います。
ただ少しでもスポーツ選手に関わりたいと思っているならば、その現場に「自分の足で」出向いていくしかないんじゃないかな。それで経験を積んでいくしかない、ボクはそう確信しています。

▲11/3に行われた秋大会の準々決勝。帝京vs日大三でした。ボクがサポートしている帝京が2-1で勝利し11/9の準決勝に進みました。あと2つ勝って優勝すれば来春のセンバツ甲子園大会に選出されるでしょう。しびれる試合でした。

何回でも言いたい。
忖度のない現場に出よう。空気を読まない現場に行こう。
それがリアルなスポーツの現場、そして自分を成長させてくれる場ですから。

テーピングマスター
やまだ整骨院 院長 山田敬一

現在募集中のセミナーはコチラから。
「パフォーマンスアップセミナー」
「スポーツの現場で結果を残したい」治療家、トレーナー必見の講習です。
山田の経験をすべてここに落とし込みます。

The following two tabs change content below.
山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket