夢を見ることは大切だけど、現実を見よう。

こんにちは。箱根駅伝観戦中にサイモン山田です。

夢を見る。その時ちゃんと現実も見てる?

病気療養中の時。
イメージトレーニングの友達?仲間?先輩?の川端知義さん(ばた)から本を借りました。
ばたのブログはコチラから。

ばたがFacebookで投稿していたのを見て「貸して下さい!」ってお願いしてみた。
快諾してもらい、新潟から送ってもらいました。

それがこのマンガです。

010301スラムダンクを書いた、井上雄彦さんが書いた「リアル」。

バスケ出身の僕ですから、マンガの存在は知っていました。
でも「車いすバスケのマンガ」くらいの認識しかなかったんですね。

内容は読んでもらった方がいいので割愛しますが、出てくる登場人物の挫折や葛藤が、ある意味「イヤになるくらい」グサグサ心に突き刺さってきます。

一気に読みました。そして繰り返し何回も読みました。
ええ泣きましたよ。何回も泣きました。恥ずかしいくらい泣きました。
マンガでこんなに泣くなんて思ってもみなかったな。。。

人それぞれに「現実」はある。

夢を見る。目標を立てる。それに向かって一心不乱に邁進する。
いいよね〜。悪いことなんて一つもない。素晴らしいことだと思う。

でもどうやっても叶わないこともある。それが「現実」なんです。
イメージトレーニングを勉強した僕にとっては、この現実って何なんだろう?って。

それは「現実を受け入れる」ことなんじゃないかな。
今の自分でいい。今のままでいい、と自分で自分を受け入れること。

夢を語ることや目標を設定することも大切。
でも自分の立ち位置を明確にし、その自分自身を受け入れることも大切。

このマンガ「リアル」を読んだ時に思ったことは「病気をする以前の自分は、自分自身を見つめていなかった」そんな気がしました。
夢や目標を掲げることで、自分自身から逃げていたような気がした。

だってホントの自分ってそんなんじゃないから。
全くスマートじゃないし、もっと泥臭く生きてきたし、ハングリーだった。
そんな重ねてきた現実にフタをして、カッコつけてたな〜って。

まず目の前にあることをコツコツやっていくこと。
そのコツコツの先に、継続した先に、何か分からないけど何かいいことがある。
絶対はないけど、絶対にチャンスが、いいことが待っている。そう思う。

現状維持は衰退。
僕もそう思っていたけど、もしかしたら現状維持は「向上」「成長」かもしれないな。
みんな一日一日、死に向かっている。これが偽らざる現実なんです。

少なくとも死にかけた僕は間違いなく、それをイヤでも意識します。
朝起きた時にまず「心臓の音」を確認します。それが僕の「現実」だから。

だからこそ現実を認識し、感じながら、夢を見たい。
まずは自分に向き合い、受け入れ、今を守りたいけど、前にも進みたい。

リアル、ぜひ読んでみて下さい。
人それぞれに思うところがありますよ、きっと。
ではまた〜。

 

 

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
フロリダ族サポーター

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は東京都強豪高校野球部、大学女子バレーボール部(一部リーグ)のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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