治す?癒す?どの方向を選ぶか?

こんにちは。今日はパソコンの前からサイモン山田です。

治すのか、癒すのか。あなたの治療院の方向はどこ?

あちこちにあります。癒し的な「もみ屋さん」。
実はこれらのお店、僕は全く否定するつもりはありません。
気軽にもんでもらえて、楽になるわけだし。
だからたくさん雨後の筍のごとくオープンしているわけですしね。
もちろん閉店してるところも相次いでいますけど。でもこれは整骨院だって同じこと。

「ウチはそういうところと違う!一緒くたにするな!」って思う治療家もいることでしょう。
でも多くの人、一般の人にはその違いは分かりません。これは資格の有無云々についても同様です。
「そんなこと知らんがな」って、一般の人には違いが分からないのが実情です。

もともと治すという言葉自体がけっこうあいまいですし「人なんて日常生活で動いていたら治ることなんてない」と言ってしまえばそれまでですけどね。

だからふと思いました。
「僕が治療業界に全く関係なかったとしたら、腰痛になった時にどうやって治療院を選ぶのかしら?」って。

僕なら自分で情報を得るとしたら、まずはGoogle先生に聞くと思います。(あ。ネット検索ね)
そして同時に詳しそうな友達を思い浮かべ、その友達に聞いてみようかな。って。その時にも使うのはSNSだろうな。そんな感じだと思います。

011001だからブログもちゃんと書き続けることが大切になってくるんだよね〜。

で、その先生は腰痛を治してくれるのか?癒してくれるのか?

友達に聞いてからの紹介なら、どんな院なのか、どんな先生なのか、どんな治療をするのか、いろいろ聞けるとは思います。
ですがネット検索だとしたら?治してくれるのか、癒してくれるのか、分からない気がするんです。

たぶん、これはたぶんですけど、既存の患者さんも「治しに来ているのか、癒しに来ているのか分からない」そんな場合も多いのではないかしら?
これ、患者さんに聞いてみたらいい。治療家が期待してる言葉とは違う言葉をもらえますよ(苦笑)
僕だって同じです。だから伝えることをやめずやり続けるしかないんですけどね。

治すでもいいし、癒すでもいい。
ただ、院の方向性は明確にしておく方がいいとは思います。
特に整骨院の場合、ただでさえ保険適用のことで四苦八苦しているわけですから。
もし整骨院で癒しの方向を取るなら、保険適用自体が難しいですからね(っていうかダメでしょ)。

治しにいくなら、それだけの治療技術とコミュニケーションスキル、人間性は絶対的に必要。
そして癒しにいくなら、それなりの環境設定や気配り、治すことと違う「コト」が必要。
自分が思っている、考えている、理想とは違い、現実的に取り組むことが違うんです。

僕はできる限り、患者さんを「治す」方向に持っていきたい。
そんな想いで治療活動をしています。

ただその治療の中で「癒やされた〜」と思ってくれる患者さんがいるのはとても嬉しいよね。「治す」と「癒やす」が同時にできているわけですからね。

まずは自分の治療院はどの方向を向いているのか。
治すところなのか、癒やすところなのか。それともまた違うところなのか。

僕は治せるけど、「癒やす」って積極的にはできない。
人を癒せる、もっと器量の大きい人間になりたいもんです。。。
ではまた。

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
フロリダ族サポーター

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は東京都強豪高校野球部、大学女子バレーボール部(一部リーグ)のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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