望む未来を作り出すために

望むことを五感でイメージすること。
一緒に共有する仲間を持つこと。
あとは行動あるのみ。

コンディショニング調整=イメージトレーニング。

続々と高校球児が来院するようになりました。
マズイ。夕方からがパンクしそうだよ~。

ウチに来るということはどこかしら症状を抱えています。
彼らをいい状態に導くのがボクの課せられたミッションです。

いい状態、というのは、コンディションに留まりません。
その先の「望む未来」を一緒に共有し、一緒にイメージしていきます。

全力でプレーできることはもちろんのこと、予選突破、甲子園出場。
選手によってはその先まであります。
大学進学、プロ野球。そんなこともイメージの対象です。

現状では痛みがその邪魔をしている状況です。
それを取り除き、自信をつけさせ、最高の状態に仕上げていく。
そして望む未来へ。

選手の調整をした後は目が輝いているのが分かります。
ラクになっているし、先が見えてきます。

試合本番までのスケジューリングもボクは知っています。
だから逆算してピークを作っていくことも可能です。
なんせ人数が多いから、状況把握をしっかりやることが大切ですけどね。

そんな選手たちに関われるのがこの上なく幸せです。
今までになく頭と身体はフル回転していますけどね・・・。

▲イメトレってなかなか理解しにくいかもしれないけど本当に大切です。身体・イメージ・行動、これがセットになれば望む未来はどんどん近づいてきますからね。

心と身体を同時進行させろ。

どこかしら痛みを抱えていると、身体のみならず心が疲弊します。
・また痛みが出たらどうしよう
・このまま痛みがなくならないんじゃないか
・試合に間に合わないんじゃないか
そんなマイナスの感情が少なからず出てくるんです。

だから施術して痛みを取っていくことと同時進行で、メンタル面も考えていかなくちゃ。
そのマイナスの感情を、プラスの感情に置き換えていくこと。
これができないと、スポーツ選手には関われないと考えています。

反面、メンタル面を先行して考えすぎてしまうとおかしくなります。
身体のケガはメンタル面だけではどうしようもないからです。
骨折や捻挫、肉離れはいくらメンタルが最高に強くてもスグには治りませんからね。

平昌五輪で日本選手が活躍しています。
羽生選手や小平選手のメンタル面を評価する向きがあります。
もちろん素晴らしいメンタルだし、だからこそあれだけの結果を残せたとも言えるでしょう。

でもね。
もし羽生選手のケガが一ヶ月後ろのケガだったら?
今もまだリハビリの段階だったかもしれません。

つまりいくらメンタルを強化したとしても、身体がいきなり治るなんてことはないんです。
メンタル面にフォーカスし過ぎると見誤ることがあります。

それが「コンディションのピークを試合本番に合わせられるか?」という点です。
ここが最大のポイントです。

羽生選手のスゴイところは、五輪本番から逆算して試合当日にピークを作れたこと。
ケガをしたのはもちろんマイナスですが、本番までの道のりを緻密に計算し、望む未来をイメージし、本番にしっかりピークを合わせてきたことがスゴイんです。

選手本人だけではなく「チーム羽生」の全員が一緒に望む未来を共有し、本番を迎えるその日までを逆算してピークを作る作業をしてきたんだと思います。これは小平選手も同様でしょう。

今それを高校球児と作っている最中です。
ボクだけ一生懸命になってもどうしようもない。

選手をはじめ、監督・コーチ・スタッフ。
そして関係者や応援する人たちまで望む未来を共有できたら。
当然、ボクも含めて。

きっと望む未来を達成できるはずです。
そんなことを考えるとワクワクが止まりません。

 

やまだ整骨院 院長 山田敬一

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

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