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ひとりでできないもん<大動脈解離回顧録⑩>

夜中のトイレはリハビリなのか?
はたまた罰ゲームかきもだめしか?
前回のブログはコチラから。

まさかこんなに早く。。。

尿道カテーテルも抜け少しは一人で動けるようになった頃。
担当医から入浴解禁をいただきました。

やったよーーーーー!嬉しいよーーーーー!

もちろんまだ湯船には浸かれませんけどね。
身体のありとあらゆるところがむず痒くて仕方なかった。
自分の身体なのに何ともいえないオイニーがしていたんです。

しかも。
恥ずかしながら告白しますがずっとアテント的な大人用オムツを着用させられていたんです。

一日一回、入院着の着替えとともにオムツも交換していました。
介護されるのってこんな気分なんですねー。

最初は恥ずかしかったのに慣れてくるもんなんです。
着替えとオムツ交換は看護師さんではなく妻に手伝ってもらっていました。

妻は介護福祉士なので、慣れた手つきで着替えをさせるしオムツも履かせてくれました。
もう妻に足を向けて寝られませんよ。これはマジで。

まさかこんなに早くオムツデビューするとは。。。

▲写真右側のコレですよ。齢41にしてデビューです。変なプレイではありません。なかなか履いたことないだろうな〜。試しに履いてみてはいかが?何事も体験ですよ。

手が上がらない・・・!

入院・手術後、初シャワーの日がやってきました。
久しぶりに一糸纏わぬ姿になりました。

それはいいんだけど。
かけてあるシャワーヘッドに手が届きません。
しかも頭にも満足に手が届きません。

 

「肩より上に手が上がんねーーーーー!」

 

ここでもまた妻にヘルプをお願いしました。
頭を洗ってもらい(これがまた汚れで全然泡立たない)背中を流してもらいました。

 

気持ちいいよーーーーー!めっちゃ最高だわーーーーー!

 

傷跡とアソコだけは自分で洗いました。
特に胸の傷跡がバックリ残っていて本当に危ないから。

アソコはさすがにね。自分で洗うでしょ。
消毒の乾いた跡なのか、日焼けした時に剥けてくる皮膚のようにペリペリと皮膚が剥がれるように垢が落ちていきました。

そして10日ぶりにヒゲを剃るのがあんなにもスッキリするもんだとは。
毎日やっていることなのに気分爽快です。

その当時の傷跡はこんな感じ。
けっこう生々しいので閲覧注意かもしれないけど。

▲うん。痛々しいことこの上ないね。約20cmほど真っ直ぐに切られました。押さえてあるテープも痒かったのを思い出すなー。青いバンドは胸骨と肋骨を支えるためのもの。深呼吸すると負担がかかるので常に巻いていなきゃダメなんです。首のテープはココにも点滴の管が刺さっていた名残です。ここに刺さっていたのはハンパなく痛かった!

 

このあたりでハッキリと思いました。
アレ?オレって、ひとりでなんにもできないんだな。。。

満足にシャワーすら浴びることもできない。
シャンプーすら自分でできないし。着替えもひとりだと厳しい。

ヤバイよね。この先が思いやられるよね。
本当に仕事に復帰できるのか、復帰しても病気前のように治療活動ができるのか。

不安が一気に押し寄せてきたのを鮮明に覚えています。
今までいろんなことで悩んできたけど、この時ほど悩みと不安に押し潰されそうになったのは初めてだったな。

リハビリも順調に進み、食事もできるようになった。
シャワーも浴びれるようになったし、トイレも行ける。
頭痛も治まってきたし、術後の検査も問題なし。
強いていえば心の問題くらい。

 

この頃です。担当医から、
「山田さん、そろそろ退院でもいいですよ〜」だって?

ボクは最低でも一ヶ月くらいは入院させられると思っていました。
入院&手術から11日目くらいのことでした。

「やった!退院できる!」という嬉しさと「こんなに早く退院しても大丈夫なのか?」という不安とが入り混じる複雑な気持ちです。

さてこのまま退院しちゃおうか。
もう少しこのまま入院させてもらおうか。
選択が迫られてきました。

 

つづく

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山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
フロリダ族サポーター

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
以後、プロ格闘技選手や学生スポーツ選手のコンディショニング調整に関わりつつ、治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中です。
治療家向け&エステサロン・理美容院向けの施術技術講習、イメージトレーニングなどのメンタル講習などの講師も務めています。

スポーツ歴は中高生時バスケ、その後に柔道と格闘技(キックボクシング)を各3年ずつ、34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツはできないけど、身体とメンタルの両面を診ながら、目標達成へと導くことをサポートしています。

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