山田 敬一こんにちは。サイモン山田です。
局地的な大雨が降っている地域があります。
大きな被害がないことを祈ります。
さて今日のテーマは、
恐怖心を煽る言葉について
恥ずかしながら、僕たちの業界ではよく使われています。
恐怖心を煽る言葉が。
例えば、
・治療しないとマズイことになりますよ
・放っておくと大変なことになりますよ
・このままだと、手術の可能性もありますよ
ざっとこんな感じです。
この後に続く言葉は「だからちゃんと通院して下さいね」
結局はこれが言いたいために、脅すような言葉を平気で使うわけです。
これらに対して全面的に否定するわけではありません。
実際にそんなケースもあるし、そこまで言わないと事の重大さに気づいてもらえないこともありますから。
ドクターも我々も、この言葉の方が使いやすいんです。だからついつい使ってしまうんです。
これじゃあ患者さんの感情はマイナス街道一直線ですね。
完全に感情は放ったらかしにされています。
僕もそんな言葉を使っていたこと、かなりありました。反省・・・。
では、プラスの言葉使いはできないのか？
僕も脅すような言葉を使わないわけではありません。
「本気でそこまで言わなきゃ分かってもらえないな」ってことがありますから。
でもなるべくなら、希望が湧くようなプラスの言葉を使いたいと考えています。
その希望が湧くような言葉を使う方法は、
①希望のある結果の提示する
②現状から見た結果までの道のりを提示する
③それを伝え、質問はあるかどうかを問いかけ、最終的に患者さんに決めてもらう
（いつも書いていますが、来院するかどうか決めるのは患者さんです）
これが脅すような言葉を使う方法になると、
①現状から見て「何もやらなかったら悪くなる」という提示方法
②結果、最悪のケースもあり得るという提示方法
③言い放ち、あとは患者さんに勝手に判断してもらう
（投げっぱなしジャーマンです、これじゃ）
これは現場レベルだとそんなに赤字部分と青字部分が違うように感じないのが怖いところなんです。
だから気をつけていないと脅すような言葉になってしまうこと、実際にあるんです。
これは治療業界に限ったことではありません。
モノ売りの現場でもたくさん脅されています。
サプリメント、健康食品、美容など、特に美と健康に関しては本当に多い。
夜中の通販番組なんて最たるもの。僕はついついつられて買ってしまうんですが(笑)。
買わなきゃダメ？って何故か思ってしまうんです。うまいよな～とも思ってしまいます。
まとめ
整骨院も、その他の業種も、一年二年で終える仕事ではないはずです。
脅すような言葉を使うことで、短期的に売上や集客につながることがあることは否定しません。
それももちろん方法論のひとつとしてあるのは分かっています。
でも長く仕事をしていくのであれば、恐怖心からつながり続けるのではなく、
患者さんやお客さんに「希望」を届けられるような、そんな言葉使いをしていきたい。
「相手に喜んでもらう」ということをキーワードにするならば、なおさらです。
僕の勝手な考えではありますが、恐怖心を煽るような言葉を使うのではなく、
希望が湧くような、相手が自分に自信が持てる言葉を使いたいな、と思います。
いつもお読み下さりありがとうございます！ではまた次回！
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は青山学院大学女子バレーボール部、大相撲佐田の海関、パリ五輪代表女子柔道57kg級舟久保遥香選手のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。
テーピングの開発・販売・講習もしています。
（講習に関しては随時ブログにてお知らせしています）
スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技（キックボクシング）をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。
2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。
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