格闘技の現場から学んだことは、非日常

こんにちは。サイモン山田です。

今日は何だか生暖かいです。梅雨時期みたいな感じ。
空気が湿っているので、風邪の人にはいいのかな~。

さて今日のテーマは、

非日常の空気を味わってみては?

明日、11月30日の日曜日。
久しぶりにセコンドにつきます。
両国国技館での、シュートボクシング世界大会。
宍戸大樹選手の復帰戦です。
復帰戦なのに、世界大会のトーナメントにエントリー。
明日は大変な戦いになりそうです。僕も精一杯サポートします。

今まで何人の格闘家を治療してきたのだろう?
両手ではもちろん収まらず、両足を使っても収まらない、かな?

格闘技に携わり約15年、彼を通して自分もたくさんの経験・体験をしてきました。
・勝つ喜びと負ける悔しさ
・大ケガした時の応急処置から復帰までのプロセス
・花道を歩きリングに上がるまでの緊張感
・セコンドについた時の感覚
なかなか味わえないことを味わう機会に恵まれました。
それこそお金を出しても味わえないことです。

もう宍戸選手も37歳。
この年齢で現役、なおかつ第一線で活躍していること自体がスゴイ。
もうそろそろ引退を考える時期です。
僕がサポートする機会もあとわずかでしょう。

15年もやっていると、いろいろなことがあります。
生死が関わる競技ですから、一度足りとも試合後にダメージゼロなんてことはありません。
トーナメントで派手に打たれて勝ち上がる時なんかは、ダメージのことは気にはなりますが、次の試合に向けての準備はすでに始まっています。

できる限り冷静に、僕自身の全力を出し尽くし、リングに送り出すことしかできません。
治療家でセコンドにつく人間なんて、ほとんどいないんじゃないかしら?
宍戸選手の場合は、技術云々よりも僕がいるだけでいいらしい。
一種独特の信頼関係だけでセコンドについているって感じです。

そもそも練習だけでもダメージを受けます。
相手を殴り蹴り、自分も殴られ蹴られ、そうやって強くなっていく。
僕もわずか3年ですがシュートボクシングをやっていました。
当然アマチュア止まりですが、あの痛みはもう味わいたくない(笑)

完全に浮世離れした、確実に非日常の世界です。
だから惹かれる人がいるんでしょうね。
選手に感情移入し、声を枯らすまで応援できるんでしょうね。

Sカップ1Sカップ2明日は8人がエントリーするトーナメントです。
優勝するまで3試合こなさなければならない過酷さ。
3試合サポートする予定で準備を進めて、明日に臨みます。

試合結果は、Facebookにでも書こうかな。
皆さん応援してやって下さい!!!

いつもお読み下さりありがとうございます!ではまた次回!

The following two tabs change content below.
山田 敬一
株式会社サイモン・やまだ整骨院代表 柔道整復師 
サイモン式テーピングマスター代表
メンタル心理カウンセラー 
G-nius5メディスン認定イメージトレーナー 
藤村正宏氏主宰・エクスマ塾45期卒/エヴァ10期卒/ウルエヴァ1期卒
フロリダ族サポーター

2008年東京都文京区本駒込に「やまだ整骨院」を開院。
プロ格闘技選手のトレーナーを15年務める。
現在は東京都強豪高校野球部、大学女子バレーボール部(一部リーグ)のコンディショニングサポート中。
治療現場では「治療を通じてアナタの心と身体を応援します」をモットーに活動中。

テーピングの開発・販売・講習もしています。
(講習に関しては随時ブログにてお知らせしています)

スポーツ歴は中高生時バスケ、専門学校時に柔道、社会人になり格闘技(キックボクシング)をしていました。
修行期間13年を経て34歳で独立開業、35歳でアキレス腱断裂、41歳で大動脈解離を患い生死の境を彷徨いました。
もうスポーツは積極的にはできませんが、身体とメンタルの両面をサポートし、アスリートを目標達成へと導きます。

2020年4月よりオリジナルプロテインを販売開始。
学生競技の現場を体験して「継続して飲むなら美味しくて、身体にいいプロテインを飲んでほしい」その想いからオリジナルプロテインを作りました。

記事を気に入ったらシェアをしてね

  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket